株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-12-02 11:30:00

後場の注目株

今注目すべき急動意銘柄3選

ウィルソン・ラーニングワールドワイド(9610)
企業向け人材育成コンサル大手、金融・IT・医療に強み、日米欧で世界展開。
直近2Q決算で売上高10.29億円(前期比19.8%増)、営業利益400万円と黒字転換。前期2億円の営業損失から大幅改善し、日本・米国の業績回復が寄与した。通期予想は売上高19億円(前期比12.5%増)を見込むが営業損失6500万円の見通しで、中間時点ですでに黒字化しており通期計画を上回るペースで推移。先週末は米トップビジネススクールとの共同教育プログラム開発でLOI締結を発表。自己資本比率55.1%と財務体質も改善しており、世界的教育機関との提携による次世代リーダー育成プログラムの拡充が今後の成長加速につながると期待される。人材育成DXの機運も追い風だ。チャートはカップウィズハンドルの様相となり監視中。

菊池製作所(3444)
精密電子機器向け板金成形加工メーカー。ロボット事業も展開。
直近1Q決算は売上高11.91億円(前期比2.4%増)と微増だが、営業損失3.15億円と赤字幅が拡大。ただし、経常損失2.29億円、純損失1.83億円は前期比で改善している。デジタルカメラ・時計など精密電子機器メーカーからの受注が増加し、ホビー関連などの新規分野でも受注拡大が見られた。11月18日には特別利益の計上見込みを発表、保有投資有価証券の一部売却により収益改善が期待される。通期予想は売上高59.72億円(前期比9.5%増)、営業利益2500万円と黒字転換を見込む。配当は前期並みの10円を予定し、配当性向は安定的だ。自己資本比率61.5%と財務健全性が高く、フィジカルAI・ロボットテーマへの関心も高まっている。赤字体質からの脱却が視野に入り注目。前場は高値更新。

クラシコ(442A)
医療従事者向けメディカルアパレルの企画開発・販売が主力事業。
11月5日に東証グロース市場へ新規上場し、初値3270円と公開価格1390円の2.35倍をつけた。3Q累計業績は売上高26.96億円、営業利益1.12億円、純利益1.17億円と増収増益を達成。今期業績見通しは売上高35.94億円(前期比16.5%増)、経常利益1.51億円(同179.6%増)と大幅増益を予想、成長軌道に乗っている。医療従事者の働き方改革やファッション性の向上ニーズを捉えて市場を拡大しており、メディカルウェア市場でのブランド力が強みだ。今後は上場で調達した資金を活用した事業拡大が注目される。株価は調整中だが、医療関連テーマとして再評価の余地があるとみて注目。

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