株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-12-10 11:30:00

後場の注目株

年末の物色ターゲット3銘柄

QPSホールディングス(464A)
宇宙ビッグデータ企業、小型SAR衛星で宇宙事業領域を開拓する企業。
2025年12月1日にQPS研究所の株式移転により誕生した持株会社で、小型SAR衛星コンステレーション事業を展開。12月1日に2026年5月期の連結業績予想を初公表し、売上高非開示ながら最終利益5億円を見込む。スカパーJSATとの業務提携強化を目的とした資本提携も12月3日に発表され、同社が5.93%を保有する戦略的パートナー関係を構築した。テクニカル面では上場来安値圏から急反発。宇宙ビジネスという成長テーマと政府の宇宙産業育成政策を背景に、中長期的な事業拡大期待が高いとみる。需給面は浮動株の流動性確保がカギとなろう。12月のIPOラッシュで注目しておきたい。

FUNDINNO(462A)
株式投資型クラウドファンディングで未上場株市場を開拓する企業。
12月5日に東証グロース市場へ新規上場。初値からは下落しているが、昨日の下ヒゲ陰線から本日前場はリバウンド。今期予想は売上高38億9200万円(54.8%増)、営業利益11億3200万円(553.6%増)の成長予想を掲げ、三菱UFJアセットマネジメントとの投資信託への未上場株組み入れ共同検証など新規事業も進展中。プライマリー領域の大型資金調達支援「FUNDINNO PLUS+」が本格稼働し、1社で累計18億円超の案件を含む複数の大型案件を獲得している。押し目が入れば注目したい。

SFoods(2292)
食肉等の製造・卸売、小売、外食の3事業を展開する食肉業界の中堅。
上期決算は売上高2290億4800万円(前年同期比4.6%増)、営業利益35億9800万円(36.1%増)と大幅増益。固定資産売却益や有価証券売却益の特別利益計上が利益を押し上げており、本業の収益性も製造・卸売事業を中心に改善。アメリカのオーロラビーフ新工場建設への先行投資や国内事業の営業力強化、不採算店舗閉鎖など構造改革が進展中で、インバウンド需要と大型パーティー需要も外食事業を下支えしている模様。日足チャートは75日線にトライする局面で、突破できれば機関投資家の買戻しが期待できるとみて監視中。

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