全体フォロー:12月19日までにロスカットしませんか?
実行のタイミングは、12月19日より前が望ましいと考えています。
いまの相場は、「日銀利上げをきっかけに、一度しっかり振り落としてから、グロース市場が息を吹き返す再スタート局面が近づいている可能性が高い」です。
ここからは、下落を恐れる局面ではなく、
「早めにポジションを整理し、次にどこで攻めるか」を一緒に考えていく時間だと捉えていただきたいところです。
【損切りを実行し、攻める弾薬を確保】
損切りという言葉に、つい後ろ向きなイメージを抱いてしまいますよね。でも、プロの投資家たちが淡々とこなす12月の「損出し」は、むしろ賢い資産管理の定番です。
税制上、年末までに含み損のポジションを決済すれば、譲渡益と相殺でき、税金が戻ってくる仕組みがあります。これで手元資金が増え、正月休みをゆったり過ごしながら、新年の仕込み弾薬を確保するわけです。
大口勢ほどこのルーチンを徹底し、感情抜きで「今年の負けポジションをリセット」して心機一転。結果、1月からの上昇局面で攻めのスタンスが取れるのです。
会員様も、損切りを「失敗の象徴」ではなく「次への投資」と捉えるようにしましょう。意外とスッキリするものですよ。
【外国人投資家も整える12月】
外国人投資家が12月に持ち高を調整する主な理由は、クリスマス休暇前のポジション縮小です。
年末年始の欧米市場休場を前に、機関投資家がリスクを軽減するため、現物株や先物を一部手仕舞いする習慣が根強く、12月に売り圧力が出やすい傾向があります。
これにより流動性が低下しやすく、無理なポジションを抱え込まずに新年を迎えるためのポートフォリオのリバランスも重なります。
一方で、この調整が一巡すれば1月効果(年初再投資)で戻りが期待されやすく、押し目を拾うための余力が重要となります。
【日銀利上げと「自動決済ショック」の構図】
今回の金融政策決定会合(12/18・19)では、12月利上げの可能性がかなり意識される状況になっています。
金利の引き上げは、教科書的にはグロース企業にとって資金調達コストの上昇要因となり、マイナス材料として受け取られやすいです。
そのため、発表直後にアルゴや短期筋の売りがぶつかり、「そこまで行きますか?」と言いたくなる水準まで一時的に押し込まれる展開も想定されます。
ここで効いてくるのが、信用取引の自動決済です。マネックス証券の「みまもるくん」に代表されるように、事前に設定した損切り決済率に達すると、自動で決済注文が発注される仕組みを使う投資家が増えています。
これは本来、リスク管理を助けてくれる便利なツールですが、相場全体が一方向に振れる局面では「一斉発動モード」となり、下げに下げを重ねる「加速装置」として働く可能性があります。
後に〇〇ショックと銘打たれる下落相場の大半は、個人投資家の投げ売りが主因と思われます。
あすなろ会員様には、投げ売りを拾う側になっていただきたい。そのためには損切り(弾薬の確保)が重要になります。
【戻り相場に切り替わる】
足元のグロース市場は、指数ベースでジリ安傾向にあり、チャートだけを見ると「近づきたくない…」と感じる投資家も多いと思います。
ただ、その裏側では、信用評価損益率が悪化し、含み損を抱えた信用組が日々追い詰められている状況も見られます。
利上げ→ 投げ売り → 想定外の下値 → 自動決済一斉発動
この流れが起きると、関税ショックや地政学イベントのときと同じように、「一瞬だけ深く潜って、すぐに水面近くまで戻る」動きが出る可能性があります。
その後は、信用の重しが軽くなり、現物中心の参加者が主導する戻り相場に切り替わっていくイメージを持っていただくと、今の嫌な下落も少し見え方が変わってくるかもしれません。
誤解していただきたくないのは、信用取引そのものが悪いわけではないという点です。信用取引はレバレッジを効かせ、機動的に資金を動かすための道具であり、「みまもるくん」のような自動損切り機能も含め、本来はリスク管理を助けてくれる仕組みです。
一方で、金利を払いながら「戻ってくれ…」と祈るだけの状態になってしまうと、道具がいつの間にか自分の首を絞める側に回ってしまいます。
今のグロース市場の軟調ぶりは、個別企業のファンダメンタルズが総崩れになっているというより、信用組が身動きの取りづらいポジションを抱えた結果として、売りが売りを呼んでいる側面が強いと考えられます。
だからこそ、ここから参加する側は、「信用組が投げさせられた後のスペース」を取りに行くイメージで、現物中心・軽めのポジションで構えることが重要と考えます。
【これからの立ち回りのヒント】
最後に、ここからの実務的なスタンスをまとめます。
利上げ発表前後は、成長性の高いグロースでも一時的に過剰な売りに注意が必要です。
自動決済の一斉発動が起こりそうな大陰線の日は、チャート上では怖く見えますが、信用残が大きく整理されるタイミングでもあり、翌日以降のリバウンドを楽しみにウォッチする価値があると見ています。
すでに、重いと感じているポジションや信用ポジションをお持ちの方は、「どこまで持ちこたえるか」ではなく、「どの水準で一度リスクを軽くして、次のチャンスに備えるか」という視点で、損切りは早めに実行するようにしましょう。
相場はいつも、弱気なニュースと苦しいチャートで、投資家の気持ちを試してきます。
ですが、その裏側では、信用残の整理や金利の織り込みといった掃除の時間が着々と進んでいます。
画面を閉じたくなる日こそ、「誰が投げさせられていて、それを拾う投資家がいること」をイメージしながら、一緒に次の一歩を準備していきましょう。
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