買い材料

▲ポーズを決めた猫
買い材料
結論から。
ちょうど一週間前、私はこの欄で半導体安を「需要が供給を追い越した証拠」と読み、強気に振りました。本日はその論理を、あえて逆から検証します。
きっかけは、これまで買い材料だったはずの「増産」が、今日は売り材料に転じたことです。SKハイニックスが4兆円を調達して工場を建てると発表した、まさにその報が、13日には同社株を韓国市場で15%安、米国のADRで9%あまり下落させました。
品薄の相場が待ち望んだはずの増産宣言が、なぜ株価を叩くのか。この符号の反転こそ、本日から追うべき新しい糸だと考えています。
まず足元です。
日経平均は寄り付きで前日比239円79銭安、その後下げ幅を900円近くまで広げました。13日のフィラデルフィア半導体株指数が4.7%安、SKハイニックスADRが9.32%安と沈んだ流れを、そのまま浴びています。
加えてトランプ大統領がイランへの海上封鎖再開を宣言し、ホルムズ海峡通航の全貨物に20%の対価を課すと表明しました。WTIは一時1バレル78ドル台と前週末比およそ10%高。原油高と半導体安が同時に効き、地合いは重い。
ここからが本題です。
先週まで私が追ってきたのは、品薄が価格ではなく割当で捌かれ、その割当を作るために資本市場が資金を差し出す、という一本の物語でした。その最終章がSKハイニックスの4兆円調達だったわけです。
ところが市場は、調達の翌営業日に売りで応じた。同じ日、サムスン電子も龍仁市の新工場の稼働を計画より1〜2年前倒しし、2029年を目指すと発表しています。増産が一社の号砲ではなく、複数社の合唱になった瞬間、投資家の目線が切り替わったのです。
半導体には「シリコンサイクル」という古い持病があります。好況で各社が一斉に設備を増やすと、数年後に能力が余り、価格が崩れて大幅赤字に沈む。この循環を、今回はAI需要が終わらせたという「スーパーサイクル論」が主役を張ってきました。
SKグループの崔泰源会長は「もはや循環的なビジネスではない」とまで言い切っています。しかし、増産の合唱こそ、まさにサイクルの起点で必ず鳴る音でもある。モーニングスターのアナリストは、27〜28年の大幅な能力増強によって29年にサイクル転換が訪れると予想しました。
増産は、目先の品薄を裏づける強気材料であると同時に、数年後の供給過剰を予約する弱気材料でもある。本日の下げは、市場がその両義性に気づいた最初の日だと読んでいます。
ここで、少しブラックな小話をひとつ。日照りの村で、雨乞いに全員が傘を持って集まれば必ず雨が降る、という言い伝えがありました。ある年、村人が申し合わせて一斉に立派な傘を買い込んだところ、その年に限って、雨は一滴も降らなかったそうです。傘屋だけが儲かりました。笑ったあとに少し考えさせられるのは、全員が同じ確信で同じ支度をした瞬間が、しばしばその確信の賞味期限だからでしょう。
増産という傘を全社がそろって広げた今日は、覚えておくべき日かもしれません。
では、これは弱気転換の合図なのか。私はまだそうは見ていません。理由は二つあります。
第一に、需要側の証言は、供給側の合唱より依然として大きい。モルガン・スタンレーは主要5社の設備投資見通しを、26年の7790億ドルから27年に1兆2300億ドル、28年に1兆3960億ドルへと引き上げました。メタは13日、ルイジアナのデータセンター投資を当初の270億ドルから500億ドル超へ拡大し、電力容量5ギガワットという米国最大級のAIインフラを打ち出しています。買い手が財布の口をこれだけ広げている以上、増産が過剰に転じるのはまだ先の話でしょう。
第二に、本日の下げは業績ではなく心理で起きている、という点です。米国の記事も、メモリー株を押し下げているのは業績悪化ではなく投資家心理の変化だと明言しています。TSMCの6月売上高は前年同月比67.9%増、4〜6月期では36%増と四半期ベースで過去最高。数字はむしろ強い。強い数字の最中に株が売られるのは、期待が先に高すぎた証拠であって、需要が消えた証拠ではありません。キオクシアがチャート上でいわゆる三尊天井を形成し、太陽誘電が高値から半値になったのは、年前半に8倍、5.6倍と駆け上がった反動そのものです。
もっとも、留意点は明確に置いておきます。増産の合唱が始まった以上、これまでのように「品薄だから強気」という一本槍は通用しません。ここから相場は、供給過剰までの残り時間と、需要の伸びとの競走に変わります。加えて中国のCXMTやYMTCが汎用品の価格を崩す「チャイナショック」、グーグルのメモリー圧縮技術のような使う側の節約、この二つが供給過剰の時計を早める芽として残ります。15日のASML、16日のTSMCの決算は、その競走の中間ラップを告げる号砲になるでしょう。
まとめます。本日は、割当の物語がひとつ役目を終え、次の物語が始まった日だと見ています。主役は「品薄」から「増産までの時間差」へ。増産宣言が売られるようになった以上、これからは誰が過剰の前に稼ぎ切るか、誰が過剰に飲まれるかの選別が始まります。強気は保ちます。ただし、傘をそろえて広げた村の言い伝えは、心の隅に置いておくつもりです。雨はまだ降っています。降り続く限りは、濡れる側ではなく、傘を売る側に立っていたいのです。
こんな局面では、テーマ性に注目するより仕手化しそうな「思惑」材料株を選ぶべきと考えます。現在そのような目標株価10倍【仕手戦裏テンバガー銘柄】をご紹介しています。
詳細ページは無料で閲覧可能、あすなろプライム会員様は2割引でお買い付けできますので、この際に必ずお買い付けくださいまし。本日15時30分まで。バンバン売れてます。
本日の処方銘柄
荏原製作所(6361)
[JPX日経400]
アクリート(4395)
[SMS]
芝浦メカトロニクス(6590)
[電気機器]
仕手戦裏テンバガー銘柄(****)
それでは本日もお大事にどうぞ^^
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■ マサトがご紹介した銘柄の動向
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【殿堂入り】
★テンバガー超え★
◇イオレ(2334)506円→9900円(+1856.52%UP)HOT!!
ご紹介から株価19倍超え、約20倍となったマサト銘柄。
分割しましたがピーク時の人気を取り戻すのは難しい。
9月初旬に株式分割が来ると思ったんですが1カ月ずれましたね。
◇リベルタ(4935)120円→1320円(+1000.00%UP)HOT!!
ご紹介から短期11倍のマサト銘柄。
こちらも殿堂入り。今からの高値掴みはNG。
東証スタンダード市場&出来高増減等を見ながら選定。
◇東洋エンジ(6330)739円→8760円(+1085.38%UP)HOT!!
ご紹介から1年以内に株価11.85倍となりました。
マサトのテンバガー3兄弟。
安く仕込めた方はおめでとうございます!!
◇岡本硝子(7746)160円→1638円(+923.75%UP)HOT!!
今年2発目のマサトテンバガー銘柄。
1年以内に株価10倍超えとなりました。
早仕込みできた方はおめでとうございます!
★テンバガー間近★
◇日本精密(7771)103円→940円(+812.62%UP)HOT!!
ご紹介から株価9.12倍の超大化け株
◇テラドローン(278A)2162円→19610円(+807.03%UP)HOT!!
ご紹介から株価9.07倍の超大化け株
◇データセクション(3905)708円→6140円(+767.23%UP)HOT!!
ご紹介から株価8.67倍の超大化け株
★本日高値更新★
◇澁澤倉庫(9304)1128円→2018円(+78.90%UP)NEW!!
高値更新!株価1.78倍!
◇coly(4175)2180円→2849円(+30.69%UP)NEW!!
高値更新!株価1.30倍!
◇アトラエ(6194)680円→832円(+22.35%UP)NEW!!
高値更新!株価1.22倍!
◇エスエムエス(2175)2099円→2477円(+18.01%UP)NEW!!
高値更新!株価1.18倍!
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■ 単発スポット銘柄等の回診
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★ミッション・イン・ダブルテンバガー銘柄(****)
高値更新!
ご参加の方はおめでとうございます!
★【年末ジャンボ2023】あすなろドル箱銘柄-PREMIUM-メガミリオン8倍賞(****)
高値更新!
あとは最終目標だけ、ご参加の方はおめでとうございます!
★仕手戦裏テンバガー銘柄(****)
株価16倍超となったユニチカ株のような仕手戦になれば・・・。
テンバガー超えも夢では無いでしょう。
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