株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 資産運用業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2026-10-23 07:00:00

本日の厳選株

ひと殻剥けた感のある銘柄

アイビーシー(3920)

①業務内容
ネットワークやシステムの性能監視・品質管理を行う自社開発ソフト「System Answerシリーズ」を軸に、ITインフラの安定運用やセキュリティ向上を支えるソリューションを展開している。他社製からの乗り換え需要を確実に取り込んでライセンス販売を伸ばし、ストック型ビジネスの基盤を着実に拡充している点が強みと言える。国内最大級のIT展示会への出展などを通じて新規開拓にも積極的であり、今後は企業のDX推進やクラウド普及の加速を追い風に、安全で止まらないIT環境を支える中核としてさらなる躍進を遂げていく可能性が高いと見る。

②業績、財務面
当第3四半期累計期間は売上高16億7900万円、四半期純利益2億500万円を確保した。財務面を見ると、負債の減少と利益剰余金の積み増しにより純資産が23億9300万円まで拡大し、自己資本比率は66.0%に達して堅牢な状態を保っている。主力のライセンス売上は第4四半期に集中する季節特性があり、大型案件の計上も控えているため通期予想の達成へ向けた着実な進捗がうかがえる。累進配当方針を掲げて株主還元にも配慮しつつ、盤石な財務基盤を土台とした中長期的な企業価値の向上が大いに期待できそうである。

③テクニカル
株価は10月1日から10月15日にかけての急騰を経て、足元では1000円台の大台を維持しながら推移している。一時的な過熱感が落ち着き、これまで無風に近かったボラティリティがひとつの殻を破ったような形状と言えそうだ。今後はまず一段高となる1100円処での定着と足固めを目指す展開になりそうである。もっとも、本業の業績自体はきわめて堅調に推移しており、市場で正当な評価が進んでいけば、極端な下落へと転じる懸念には乏しいと考えられる。この勢いを保ちながら更なる上値を試す動きに注目。

※PER・PBR・配当利回り等は執筆時の株価です

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