2006-1-18 17:05 更新分
本日の国内株式市場は、ライブドア(4753)が更に2004年9月決算において粉飾の疑いも発覚、
換金売りと信用取引の追証に伴う投げで朝方から急落して始まった。
後場に入り東証がシステム能力の限界を理由に取引停止の可能性に言及、ヘッジ売りも加わり
下げ幅を拡大、日経平均株価は一時前日比746.43円安の15059.52円まで下落した。
その後、下げ幅を縮小したものの昨日に続き昨年来最大の下落幅となった。
結局、東証は午後2時40分以降の株式・CBの取引を全面停止する措置をとった。
新興市場は、ストップ安銘柄が続出でマザーズ指数・ヘラクレス指数はともに10%を越す大幅下落。
(指数)
日経平均株価:15341.18円(-464.77円)
TOPIX : 1574.67P (-56.94P)
JASDAQ平均 : 2610.44円 (-198.12円)
マザーズ指数 : 2171.45P (-298.44P)
ヘラクレス指数 : 3418.62P (-399.67P)
(業種)
業種別指数は、33業種全業種が下落。
値上がり率1位・・・該当業種なし
該当銘柄なし
値上がり率2位・・・該当業種なし
該当銘柄なし
値上がり率3位・・・該当業種なし
該当銘柄なし
その他・・・該当業種なし
値下がり率1位・・・卸売業
BSL(3113)、太平洋興発(8835)、ソフトバンク(9984)。
値下がり率2位・・・証券・商品先物
いちよし証券(8624)、Eトレード証券(8701)、トレイダーズ証券(8704)。
値下がり率3位・・・非鉄金属
中外鉱業(1491)、住友チタニウム(5726)、東理HD(5856)。
その他・・・繊維製品、機械、倉庫・運輸関連など。
(個別銘柄)
<上昇>
URBAN(8868)/12,400円(+1,150円)・・・2月28日の株主に対し1:5の株式分割と、実質増配。
ライフコーポレーション(8194)/1,671円(+104円)・・・三菱商事出身の専務が社長に昇格で期待感。
楽天(4755)/104,000円(+5,500円)・・・都民銀行(8339)と提携し銀行業務に参入との報道。
サダマツ(2736)/420円(+20円)・・・株式新聞社の<先読み作戦司令室>で資産関連として紹介。
亜細亜印刷(7893)/1,926円(+79円)・・・ライブドア(4753)問題で企業のIR需要拡大を期待。
Uアローズ(7606)/6,330円(+210円)・・・UBS証券が「買い」継続で、目標株価を7100円に引き上げ。
和田興産(8931)/3,620円(+120円)・・・上場来高値更新、2月28日の株主に対し1:2の株式分割。
NTTデータ(9613)/534,000円(+14,000円)・・・東証上場全銘柄の売買取引停止で、システム増強期待。
<下落>
ライブドア(4753)/496円売り気配・・・約2億6000万株の売り物を残す。本日比例配分なしで値つかず。
ファーストエスコ(9514)/300,000円(-29,000円)・・・同社保有のコージェネレーション発電設備が故障。
YOZAN(6830)/32,750円(-4,000円)・・・ストップ安比例配分、ライブドア(4753)と無線LAN事業。
フレームWX(3740)/133,000円(-22,000円)・・・みずほ証券に対し15億円のMSCBを発行。
クリード(8888)/602,000円(-76,000円)・・・三菱UFJ証券が「やや強気」から「中立」に引き下げ。
HS証券(8699)/2,870円(-500円)・・・ライブドア問題に関し同社の投資事業組合が関与との報道。
ソフトバンク(9984)/3,340円(-500円)・・・ライブドア問題から需給が悪化、米国ヤフーの業績も予想下回る。
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