3/11投資戦略フェアに行ってきました
先週末は土曜日に東京ドームシティで投資戦略フェアが開催されましたので、私もこっそりと参加させていただきました。
滞在時間はわずかだったのですが、投資本を執筆されている方や有名な個人投資家の方の講演など内容が盛り沢山で用意されていました。
何よりも驚いたのはそこに来ていた投資家の数です。
少しでも儲けにつながる話は無いかとギラギラして参加されていたのかもしれません。
それを物語っているかのようにツイッターで著名なウルフさんのサイン会には長蛇の列ができていました。
サインにご利益があるなら私ももらってくればよかったかも。(笑)
それはさておき、私も別の方の講演に参加させていただいたので、内容を少し共有します。
一人勝ちの様相となっている米国経済の状況についてです。
当コラムでも見解を述べさせていただいていたこととそれほど変わりない内容ですが、
現在の投資環境は米国の債券市場の動き次第ということでした。
米国の長期金利が3.0%台にまで伸びてくるようだと、米国経済は景気減速から後退の方向へ進むそうです。
つまり、目下注目が集まる米FRBの金融政策舵取り次第であることを指摘した内容でした。
ロジックとしては、米国経済をけん引しているのは個人消費で、現在好調な住宅市場や自動車販売の売れ行きに逆風となる金利上昇が、今後の経済先行きに大きなブレーキをかける可能性があるということでした。
基本路線では2018年以降になるとの見方を示していましたが、足元の金利上昇のスピードが早いために前倒しでくる可能性があることにもふれていました。
つまり、市場環境が良いうちに稼げるだけ稼いでおかなくてはならないということです。(笑)
最近、東京でも花粉の飛来とともに春の気配が近づいてまいりました。
春といえばもうすぐ“新学期”を迎えますね。
希望に溢れた子供たちがまた一つ大人になる季節です。
昨年11月に「スマホ家庭教師manabo」というサービスを展開する(株)マナボが2.5億円の資金調達をしました。
このスマホ家庭教師はクラウド上の家庭教師にいつでも質問ができるというものです。
利用するのは問題の解答をすぐ聞きたい中高生が約8割で、難関大に通う講師が数分で教えてくれます。
こんな便利な仕組みが利用できるのも現代っ子ならではですよね。
今回の資金調達額はZ会で有名な株式会社増進会出版社(非上場)を引受先とする第三者割当増資によるものですが、
2014年の時に3.3億円の資金調達した時はベネッセHD(9783)が引受先となっておりました。
自分の記憶だと中高生の在宅受験対策はこのZ会とベネッセの2強でしたから、ビックリです。
両社から出資を受けられたというのはどちらからもよほど将来性を買われているということになります。
今後は、こうしたベンチャー企業がどんどん上場を目指してくると思いますし、足元でも3月の上場企業は予定も含めて21社もありますので、事業内容を見極めて参戦していきたいですね。
【 相 場 の 格 言 】
『石が浮かんで、木の葉が沈む』
それでは、また会員様の喜びの声が聞けることを楽しみにしています。
執筆:加藤あきら
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