五輪選手起用CMマーケティングの妙味
2020年東京五輪を控えた今、当然と言えば当然ですね。
例えばALSOK(2331)
五輪選手マーケティングを本格化するきっかけは
「井上康生」選手の起用でしょう。
社のロゴを背景に得意の内股を披露していました。
実はこれ以前にも選手起用は行われていましたが
選手の活躍=企業の宣伝効果
には繋がらなかった事がCM起用のきっかけだったようです。
それ以降、知名度は右肩上がりとなり
防犯対策と言えばALSOKと定着しました。
つまり井上選手のCM起用が
「吉田沙保里」選手
目からビームマーケティング?の起点となったわけです。
村井会長は
「いよいよ来るとこまで来たな」
とおっしゃっていました(笑)
そんな吉田選手は現在退社し、伊調選手が主役をはってますね。
では、五輪選手マーケティングの費用対効果ですが
どれだけのコストがかかるのか?
・・・・・・
実はそれほどかからないそうです。
理由は
・1年間の契約社員である
・練習場は各々出身大学等
・個人競技なので一人分
・強化選手指定の場合遠征費等は協会持ち
という事だそうです。
一瞬、「練習場すら作らないの?」
と思っちゃいますが
・練習相手に困らない
・自分をよく知る恩師がいる好環境
・男子選手との練習も実現できる
・大学側も五輪選手が来てくれて嬉しい
・もちろんコストはかからない
などなど雇用側も選手側も、提供する大学側もWIN×3だとか。
これはよくできてますね。
恐るべしALSOK。
こうなると、後に続けとばかりだそうで
近年は雇用金額が高騰している模様。
選手側も
「短い現役時代を高く評価されたい」
と考えるようになってきているそうです。
こうなると株と同じで
――人気化しそうな競技のマイナー選手を早期発掘――
こんな流れになってきますね。
これ仲介エージェント儲かりそうですが出てきませんかね、、、
それはさておき、費用対効果を最大限に引き上げるには
絶対条件があるようです。
・個人競技であること
これは簡単シンプルな発想ですね。
コスト面の優位性を求めれば当然。
さらに付け加えるなら
・無名時代から応援すること
これは視聴者心理に響きますから大切な要素。
活躍した選手を高額で青田買いしても
大した効果は期待できません。
特に飽和時期ともいえる昨今は。
その観点で言えば、日清オイリオグループ(2602)
上村愛子、福原愛、等々
長期にわたって支援し続け、継続性をアピール。
そして食料品油とスポーツの連想性も高く
五輪CMマーケティングの質が高いと言えますね。
このような手法、
2020東京に向けて増えてきそうですが
視聴者はさすがにおなか一杯でしょうか。
少し工夫は必要ですね。
ともあれ
優れた選手にはしっかり稼いでほしい。
この想いは
当コラム3/19更新
「一億総スポーツ社会」で触れた通りです。
執筆 大石恭嗣
PS
今年一発目の私プロデュース企画
【究極ダイヤモンド社長銘柄】も大詰めです。
沢山の方にご参加いただき誠に光栄でございます。
実はリリース直前の週末に滝行に行ってまいりました。
不動産セクターの社長連中4名と合同です。
特に払い落とすべき不安要素はなかったのですが
それでも清々しい気持ちで募集日を迎えられました。
初体験。いいものです。
今回購入頂いた会員様にも
【初体験となるような利益】をご提供したいものです。
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