目移りする材料が続出
決算発表に加えて会社予想の上方修正も続々と発表されて、朝方安く始まった日経平均も下げ幅を縮める動きでしたね。
きっちりと押し目買いが入っている証拠だと思います。
昨日コラムで取り上げたIDECもザラ場中に上方修正を発表しましたので、近いうちに高値をとってくることと思います。
新高値銘柄数も増加し、投資家の評価損益も改善して売買にもボリュームが増え始めることでしょう。
新規材料もいろいろ出てきているようですが、個人的には気になった日本経済新聞の記事があります。
内容は「IoT(Internet of Things)」の普及推進に関するもので、日米の産業団体が提携するそうです。
日本側は「インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ」
米国側は「インダストリアル・インターネット・コンソーシアム」
どちらも団体名が長くて覚えられなさそうです。(笑)
それぞれの団体に加盟する企業が技術・情報を交換し合う試みで、面白いのは複数企業が実証事業の設計など初期段階から協力し合って新規ビジネスを創造するそうです。
インダストリアル(産業)とあるので、加盟企業はトヨタ自動車(7203)や川崎重工(7012)、日立(6501)などを筆頭に錚々たる「ものづくり企業」が名を連ねています。
中には、ダイフク(6383)などの物流機器を手掛ける実力派企業も含まれており、業種の垣根を越えて製造データをやり取りし「つながる工場」の実現を目指しています。
今後はさらにグローバルになって相互事例の交換によってイノベーションが生まれるんだと思うとワクワクしますよね。
中には意気投合してベストカップルのM&A話なんかも進むかもしれませんしね。
この先もどんどん気になるニュースが出てきそうですが、2月にM&Aを発表しているイハラサイエンス(5999)や浜松ホトニクス(6965)などの競争力ある企業は監視しておいた方がいいと思います。
また、何度もご紹介してますが、半導体製造装置企業の代表格アバールデータ(6918)も好業績は折り紙つきですので、そろそろ上昇ランキングに復帰を果たしてほしいところですね。
【 相 場 の 格 言 】
『まず投資し、そして後に調査しろ。』(by ジョージ・ソロス)
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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