リスクイベント通過後は試し買いから
今月のFOMC以上のヤマ場とも言える8日はECB理事会、米FBIコミー長官の議会証言、そして英国総選挙と単独でも重要そうなイベントが3つも重なる要注意日でしたが、なんとか無事に通過することができました。
ECB理事会では主要政策金利が予想通り据え置かれましたが、追加利下げの可能性を排除する予想外の強気姿勢が示されました。
たしかに最近のヨーロッパ圏の景気拡大はドイツの株価指数DAXの力強さに表れていますが、インフレ見通しは2017年で1.5%、2018年で1.3%、2019年で1.6%に下方修正しています。
ただし、今回の修正は原油相場の下落を反映したものであり、景気減速につながるものではないと思われます。その証拠に今年の成長率見通しは従来の1.8%から1.9%に引き上げています。
また、コミー長官の証言については徹夜して監視してた割には、特に事前報道と大差なく拍子抜けた内容でありました。警戒してたマーケットでは債券が売られて金利が上昇、為替もドル円は110円台を回復してくれました。
NASDAQの最高値更新に見えるように株式市場でもリスク選好に傾くきっかけとなったのは間違いありませんね。
続く本日の英国総選挙ではまさかのメイ首相率いる保守党が苦戦して労働党が議席を伸ばしました。市場では大きな影響はみられませんでしたが、英国の政治はまた混沌としてしまうことでしょう。
米国では政治リスクが若干後退し、ヨーロッパでは政治リスクが高まるという先行き不透明な情勢ではありますが、押し目買いで臨めば変な高値づかみすることもないと思います。
特に本日は主力株が強くて中小型株には利食いで押し目を作っている銘柄がたくさんあるようなので、週明けに備えて銘柄研究が6月のパフォーマンスを左右することになるかと思います。
サイバーコム(3852)などはもうひと吹きあるんでしょうか。気になりますね。
ただ、こういう高いところをつかむのは気が引けちゃいますよね。
毎回登場の相場格言にもありますが、商いを一度にやるのは無分別です。買いも売りも常に分けて時間を分散してリスクを減らしながら取り組むとよいでしょう。
投資判断に迷われる方は、迷うことなく【究極キングダム社長銘柄】で当たり屋大石についていっていただければ利益が転がり込んでくると思いますよ。
【 相 場 の 格 言 】
『心常に道を離れず』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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