需要好調に加え、経費節減も奏功
1.技術系エレクトロニクス商社で、有力特約店のルネサスエレクトロニクス製半導体がメイン。産業分野や自動車分野向け半導体の販売が堅調に推移する中、働き方改革の実施などが奏功し、売上総利益率改善から18年3月期1Qは利益幅が拡大。
2.半導体素子はパワーデバイス、トランジスタが自動車向け等で堅調で、表示デバイスも好調。新規案件も上乗せ寄与し、残業抑制など経費削減効果もあり、18年3月期通期は2桁の営業増益見通しだ。PBRは依然として1倍を割れており、評価余地が残る。
3.9/19に683円の高値を付け、株価が急伸していたことから、利益確定売りが優勢の展開となっていた。その後は売り物が一巡するに連れ、徐々に下値を切り上げてきており、再度の年初来高値更新も視野に入る。
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