日経平均は上がってるのに〜!!ってなってませんか?
自分はさほど儲かってないな’
そんな印象を持つ投資家さんが多いようです。
でもそれは当たり前。
当たり前というか切り離して考えるべき。
日経平均の算出法をおさらい。
≪東証第1部上場銘柄のうち225銘柄の株価で算出≫
この時点でお気付きですよね。
影響が感じられない投資家の方が多くて当然といえば当然です。
国内上場企業は約3500社。
その中の225社です。
わかりやすく言えば
テレビの視聴率のようなものでしょう。
20%超えるようなドラマでも
自分の周りには見ている人が誰も居ない。
そんな経験あると思います。
ですからこういった平均値は
大枠の判断材料の指標として認知しておく。
これが正解だと思います。
おさらいした後に
冒頭の台詞をもう一度。
‘日経平均はガンガン上がってるのに
自分はさほど儲かってないな’
こう考えるのは
リスクだとお気付きになられましたか?
日経平均ありきで株式投資に向かうと
こんなことが起こります。↓
「この相場なら大きく下げることはないだろう。」
的な、根拠なしの安心感だとか
「もっと儲けられるんじゃないか?」
とこれまた根拠なしにいつも手を出さない
ボラの高い銘柄を買ってしまったりだとか
「上がんないな・・・こんな銘柄売っちゃえ!」
と、期待株を安易に手放してしまったりだとか・・・
誤った投資判断のパターンが際限無く思いつきます。
私はそんな誤った投資判断にたどり着いてる投資家さんを守りたい。
そして、≪日経平均がどうとか≫ではない取り組みを発信していきたい。
もちろん指標の一つとして意識しておくのは大事なことです。
我々あすなろも【日経平均30000円はあり得る】
と8月に見通してるくらいですから。
ただそれと
相場がいいのと
イコールではない!とお考えください。
そして保有の個別銘柄を曇りなく評価し判断してください。
【日経平均が上がってるのに動かないから悪い銘柄】
必ずしもそうではないのです。
【日経平均が上がってるから、つられて上がってるんでしょ】
必ずしもそうではないのです。
【日経平均が上がってるから、なんかいい銘柄探そう】
いつだっていい銘柄、悪い銘柄はあるんです。
まとめ。
結論、日経平均は市場動向の把握のための指標であって、あなた様のポートフォリオに必ずしも影響を与えるものではない。
だから切り離して考え、冷静さを保ちましょう。
もう一度言います。
日経平均とあなた様のその保有銘柄は、関係ありませんから切り離して考えましょう。
もちろん次に乗るべき銘柄もそうです。
日経平均がどうとかを起点として探し始めるのは良くありません。
手前味噌ですが
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最後までありがとうございました。
執筆 大石 恭嗣
PS:日経平均はどこまで上がるのか?
日経を読んでいてもそんな議論が日々あります。
我々はまだまだ上がるだろうスタンスですから
それをベースにお話しますが
一旦は調整するはずです。
そのタイミングはいつのなのか?
弊社の加藤あきらがその部分、外部メディア用に書き下ろしてましたので
ここで紹介させてもらいたいと思います。
少し難しいかもですが。
以下本文
裁定取引の買い残の推移を見ておくべき 10/27時点の金額ベースは2兆8441億200万円で10/20の2兆6485億3000万円・10/13の2兆3542億3200万円を見ていても約3000億ペースで増えて来ています。
大きく相場が崩れる時の一因に裁定取引の解消売りが有ります。
これは相場が一旦下に向かい始めると先物から売られることが多く、225先物が現物指数よりも常に逆ザヤ(先物が現物より安く推移している状態)で推移していると割安な先物を買い、割高な現物を売るという。
機械的なオーダーが断続的に出ることが多々あります。
昨日の動きと見ると先物主導で225指数は400円近い上昇となり、日経平均の指数への寄与率が高い、ファナック、京セラ、ユニクロの上昇率が目立ちました。即ち先物が強張り裁定買いが断続的に入った結果の上昇の可能性が高いと思われます。
この裁定買い残が積みあがってくるとどこかで解消しなければなりません。今の期近の先物の限月は12月限ですから12/8のSQが最終日となり、ポジションを解消するか3月下限にロールオーバーするかの選択をします。
現在は裁定残高は2兆9118億円を上回っている思われ今年最高水準であり、昨年末の12/4には3兆6036億円まで積み上がりその後日経平均は、20000円から2/29の14865円まで調整し、裁定残は1兆8343億円まで減少しました。
要するに3兆円を越えてくると指数は一旦天井になりその後1兆円を割れると底と打ちやすいという事です。
このように裁定残からは危険水域へ入りかけていることを念頭に置いておきましょう。
以上
コラムと雰囲気違うと思いますが
この辺りの変化に関しては
あすなろではもっとかみ砕いて発信しますのでご安心ください。
最後になります。
寒空の中、講義を受けに爆破予告事件翌日の早稲田大学へ
何事もなかったように学生や社会人が活動してました。
一安心。
それにしても外交問題もさることながら
爆破予告、座間の事件
国内も物騒な事だらけ。
お互いに十分警戒しながら生きていきましょうね。
では今週もよろしくどうぞ!
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