〜来週からは個人投資家の正念場〜
米国市場が材料不在でも3指数が最高値を更新したことで、たしかに投資家のリスク許容度が高まっていると感じたザラ場でした。
休日前でもっと商いが閑散になるかと思っていたのですが、思いの外売り物は少なかった印象に加えて、調整含みの銘柄にも買いが入ってきていました。
市場アノマリーとしてはこの米国の感謝祭前後は上昇確率が非常に高いというのは今年も健在です。感謝祭明けが金曜日なので、こちらも注目ですね。
これで金曜の後場高になったら週明けなんかはリスクオンムードが強まるのではないでしょうか。
小型株を見直す動きはまだまだ始まったばかりですし、水準訂正の余地だけでも十分な値幅が期待できるかと思います。
ただし、出来高が薄い時は値動きが荒くなりやすいですので、上にも下にも思いがけないほど振れる場面が出てきます。急な値動きに慌てず焦らず冷静に取り組むことが大事です。
あとは直近IPOが元気いっぱいです。薄商いの時は値動きの軽い銘柄がやはり好まれます。
昨日のコラムでも取り上げた21日上場のサインポストは今日ようやく値がついてしっかりとした動きを見せてくれていますし、そこから派生して連想買いの入ったPKSHA(3993)やロードスター(3482)、テックポイント(6697)、大阪油化(4124)、シルバーライフ(9262)などはご祝儀相場のおまけと言えるでしょう。
直近のIPO株は資金吸収額も大きくないですし、抽選のためにブックビルを積んでいた待機資金が物色で広がりを見せているので、一発狙いの投資家の中にはモグラたたき方式でアタリをつけて投資している方もいそうです。
そういう観点からみたらUUUM(3990)やディーエムソリューションズ(6549)なども何かの拍子に上がってきそうですね。
あとはインターネット界隈では確定拠出年金のラインナップでひふみ投信の人気が話題になっています。
「ひふみ年金」の上昇率は年間38%を超えるみたいですが、自分でトレードできない人には夢みたいな利回りですね。
ひふみ投信にちなんでレオス・キャピタルの動向に注目しつつ、今日はタカラレーベン(8897)がブラックロックの保有株比率上昇で買われたようですので、ここから先の年末相場は大株主の動向にも注意を払っておきたいですね。
でも今は前代未聞の最狂企画【究極ダイヤモンドプレゼント銘柄】が絶賛募集中ですので、年間38%ではなくもっと上を目指していきましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『相場は相場に聞け』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
無料新着記事
-
即完売で最高売上の銘柄など3選
後場の注目株
(2024/11/27 11:30)
-
いよいよこの銘柄の話をする時が来た
女株将軍アスナの「我に続け」
(2024/11/27 11:00)
-
[3銘柄アリ]米中貿易戦争で株はどうなる?
株ドクターマサトの投資家診療所
(2024/11/27 10:35)
-
好業績期待のバリュー株
本日の厳選株
(2024/11/27 07:00)
-
誕生日は恩返しをする日
社長の二言目
(2024/11/27 07:00)