おはようございます。

昨日は勤労感謝の日で日本の市場はお休みとなりました。
為替の方を見ていましたが、1円を超える下げ幅となりました。

最近一日の高値〜安値ベースでは1円を超える下げが多くなってきています。
始値〜終値ベースで言えば、5月17日の2円強下落した時以来の大きな下落となります。

おそらく12月8日のメジャーSQに向けて仕掛けが入ってきているものと見ます。

当コラムでも以前書かせていただいたのですが、12月線の112円20銭付近での抵抗感が無ければ弱気継続とお伝えしましたが、大きく割り込んできました。今後はメジャーSQに向けて60月線の108円88銭付近が意識されてくる可能性があります。

目先反発するシーンがあるかもしれませんが、大きな流れとしては下落する方向に傾いてると言えるでしょう。
また最近では為替の動きはあまり反映されなかったのですが、本日の株式市場は為替に引っ張られる展開となりそうです。

最近まで好調だった自動車関連を中心とした大型株や、銀行株など中心に大型株は売られるものと見ます。

逆に最近注目を集めていた材料関連や材料発表した銘柄は、いつもより買われる展開になる可能性が高いです。
利益確定のポイントをいつもよりも後ろにずらしてもいいかもしれません。

キャリア（6198）は一株につき2株の割合で株式分割をすると発表しています。
株式数の増加で資金の流動性や、最低単元数の株価が下がるため個人投資家が参入しやすくなる点も材料となりそうです。

その他にも、今年一番の目玉IPOと言われている佐川急便の持ち株会社であるSGホールディングス。
大和証券主幹事で、12月13日に東証一部に上場するとされています。2017年の新規株式公開としては最大規模となる見通しです。

職業柄、プライベートでも質問で、「佐川は買いなのか？」と聞かれることがありますが、
私だったら迷わず買いと予想します。

ヤマト運輸は今年10月1日に宅急便の値上げを実施。
ゆうパックも2018年3月1日から、送料の値上げを発表しています。
徐々に実体経済へ影響は出てきているものとみております。

2020年までが目安とよく言われますが、不動産市場が先陣を切って苦しくなると私は見ていて、雇用不足はオリンピック後もしばらく続くものと見ています。

そうすると、やはり運送業などはまだ長期目線で持っていても旨味はあるんじゃないかと思います。

ヤマトホールディングス（9064）もディー・エヌ・エー（2432）との共同開発している自動運転車「ロボネコヤマト」の実証実験も進んでいます。これは、AI（人工知能）が最も効率のいい配送ルートをドライバーに伝えて、配送する仕組みを備えるとしています。

実際の運用では、荷物の受け渡しはユーザー自身が行うようです。

どんどん便利になりますね。
また送料と言えば、宅配ロッカーなんかもまだまだこれから伸びてくるテーマだと思います。
ナカバヤシ（7987）なんかは押し目なのではないでしょうか

今日は金曜で週末という事もありますので、特に材料の出ていない銘柄であれば、
利益確定して一旦ポジションを解消するのも一つの手段と言えるかもしれません。

そういえば、アメリカはブラックフライデーですね。11月の第4木曜日の翌日がブラックフライデーと呼ばれる一大イベントで、近年では日本でも一部の企業で実施しているようですね。

ブラックフライデーの翌週月曜日はサイバーマンデーで、
Amazonが有名ですが同社は12月8日〜12月11日の三日間がサイバーマンデーとなるようですね！
コチラも安売りのセールを行うので注目ですね！

私はまだマザーズ市場も安売り状態と見ています。
買われてなくて、良い銘柄いっぱいありますね。

そういった銘柄は積極的に仕込んで良ければと思います。

それでは、本日も皆さんおきばりやす〜。

執筆　大文字恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
ドル/円　メジャーSQに向けて108円88銭付近まで調整する可能性

【株式】
材料株に集中で全体的には利益確定の売りとなりそう

【決算関連】
ヤガミ（7488）