【第5回】最終回 移りゆく証券ビジネスを日本あすなろ投資顧問で使命達成する
いつもあすなろ投資顧問をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
コンプライアンス部長 の藤井です。今から20年前の1997年11月24日は以前私が勤務していた当時四大証券の一角の山一證券が自主廃業を発表した日でした。本日は第5回最終回となりました、まだお伝えしたいことは沢山有りましたが紙面の都合本日が最後となります。
移りゆく証券ビジネスと日本あすなろ投資顧問での使命感を綴ります。
最後までお読みいただければ幸甚です。
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【第5回】移りゆく証券ビジネスを日本あすなろ投資顧問で使命達成する
山一廃業後は私の知っている方々は不幸せの方が数は多いと感じる、そんな中でも私は胸を張って顔をあげて生きていると言い続けたい。
私は山一の在職中から機関投資家向けのセールスを担当したいと思っていた。プロとプロ同志の真剣勝負の相場に携わりかった。
私の好きな言葉に【念ずれば通ず】と言う言葉があります。
この言葉は私の大先輩の山一昭和44年入社で一目均衡表の大家の長森信行氏からお教え頂いたフレーズだ。常日頃から思いを馳せておかないと夢は叶わないという意味だ。私はファンダメンタルだけで当時株に勝てなくてテクニカルによるアプローチで全国の機関投資家向けに前出の長森氏と5年で157回のテクニカル勉強会を開き顧客の機関投資家に大儲けして頂いた。
1999年に私はさくら証券(現三井住友銀行→三井銀行の子会社)に入社して地域金融機関(地銀、地銀系投資顧問、信連、信金)向けの株のセールスを担当した。お客様は全員プロ、皆様から預かった預金を大きく株で運用する時のアドバイザーだ。私は山一では個人営業が中心だったので周りの先輩の見よう見まねで機関投資家向けのセールスのコツを盗んで自分独自のものにしていった。
当時はまだ金融ビックバンがまだ継続されており、さくら銀行と住友銀行が統合することになり私は銀行出身ではないので、また職を失うこととなった。ですが今度は付いてきてくれるお客様がいました。私はかねてからが外資系で自分の腕で試してみたいと思い、米系のジェフリーズ証券会社の門を叩いた。勿論、外人と仕事をするのは初めてでしたし、完全成果主義の査定で、そこで海外ヘッジファンドも担当した。しかし外資系証券も長引く低迷相場が続くと本国からリストラ要請が来る。9.11やリーマンショックを乗り越えたもののジェフリーズ証券も日本業務をを大幅縮小された。そして外資系証券を去ることになる。
その後山一系列で由一生き残った山丸証券の法人部で今までのお得意様の金融機関を顧客として、会社創業以来の記録的な手数料を上げた。またシンガポールからも外人の注文も英語で獲り、またタックスヘイブンのバミューダにも私募の日本株ファンドも初めて立ち上げ、社内の歴史を次々と塗り替えて行った。この時英語での実務が役に立ったのは言うまでもない。
しかし、次第に株式委託手数料の引き下げ合戦も過熱し、相場低迷も重なり金融法人向けビジネスに暗雲が立ち込め始めた。ここで金融法人を担当する株式売買業務は手数料の引き下げ合戦でもはや機能せず。強力なインフラと高度なアルゴリズム等のシステムを持っておかないとビジネスにならないと強く感じた。それには莫大なシステム投資が必要となり、体力的に国内外の大手証券しか対応出来なくなっていた。
そこで私は2012年に15年ぶりに個人営業に復帰し飛び込み訪問も一日200件は毎日した。年は40歳を越えていた。お陰で半年で体重は10キロ痩せて、いいダイエットになった。新人時代を思い出し新鮮だった。しかし、その独立系証券会社は旧態依然の手数料至上主義だった。お客様の資産が減ろうともお構いなし、何しろ会社に手数料が落ちればどんな手法を使っても経営が営業に数字を作らし、支店長は数字が足らないと担当役員に罵声を浴びせられていた。
途中入社の私はお客様の資産が増えお客様から必要とされない限り、継続的な証券ビジネスの存続はないと思った。毎日営業マンに嫌々セールスされているお客様を見ているとこの会社には居る意味は私にはないと思い、違う証券会社に移った。
時代の変化は早くITを使ったネットビジネスが個人投資家の中心取引となる証券取引と大きく変わった。今後は行政である金融庁の目指す方向も投資家保護を大きく謳い、運用対象も指数を中心としたパッシブ運用やETFが主流となり、昔ながらの一本釣りのような個別銘柄の運用は時代遅れの様な思考になって来た。
そこで今後は個人の方にネットで相場の本質・株式投資情報・投資手法・経済指標の読み方など株式投資に必要なエッセンスを伝える役目に重きを置くビジネスが大きく拡大して行くのではないかと考えた。
そんな時、弊社代表の大石と出会った。0からの助言投資顧問の立ち上げと運営を始めたばかりの時だった。第一印象はみなぎる自信と事業意欲に圧倒された。実際、あすなろでの代表大石の経営手腕はトライアンドエラーの精神で必ずチャンスを与えることや徹底した無駄を省く、緻密でマンパワーを最大限に引き出す適格な指示、常に二歩先読みした斬新なアイデアを次々と投入して行くタフネス。どんな時も顧客本位の営業姿勢を貫く基本動作を忘れていないことやスピード経営が会員の皆様へのサービス提供に繋がっている要因だと思える。
山一の社是に【顧客と共に繁栄する】というのはいまでも記憶に残っているが、今はあすなろでこの使命を実現出来ると強く確信している。
先週私はあすなろに転職した報告が今年になって出来ていなかったので、山一證券最後の涙の記者会見をした野沢正平元社長に会いに行った。現在のあすなろ投資顧問のやサービス内容や今後の事業計画、会員様が急増していて毎月成長していること。優秀なスタッフで少数精鋭で突き進んでいる現状を報告申し上げた。
すると野沢正平元社長からは「必ず大きくなって行く会社だろうからしっかり頑張って下さい」とお墨付きの応援のお言葉頂けた。79歳の野沢正平元社長と弊社代表大石に仕えて野沢正平元社長の成しえなかった日本一になるバトンを受け取って最終的に世界に打って出る日本あすなろ投資顧問の原動力になっていくのが私の使命達成だと思う。
会員の皆様最後までお付き合い頂きありがとうございました。
最後にもう、ご存知かもしれませんが代表大石のスペシャル企画のバースデー特別プラン【究極ダイヤモンドプレゼント銘柄】のお申し込みはお済でしょうか?11月27日の15時までとなります。
【無料】で【ダイヤモンド会員】に昇格できる豪華特典付きですので、是非ご参加のご検討をお願いします。
執筆:藤井 勝行
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