〜総花的に買われ始めた優良株を見逃すな〜
先週のメジャーSQも通過し、今日から早くも年末相場入りです。
あすなろ銘柄の中で真っ先に駆け出していったのは【プラチナキャノン銘柄】がランキング入りする快挙。
遅ればせながら今年のお年玉銘柄ともいえる【S1プレミアム福袋銘柄】がここにきて年初来高値を更新するなど、他銘柄に足並みを揃えてきたと同時に、潮目の変化を感じられます。
企業の中身を重視した銘柄選別が優位性をもつようであれば、あすなろ銘柄が本領発揮してくるはずです。
過去に推奨した【銘柄相談フェスタ新年度SP】や【徹兜監修のド直球株】も鋭い上昇を見せてますので、追加玉のエントリーポイントとしては最適だと思います。
市場がまだ気付いてなかった優良株は見つかり次第買われていってしまいます。
この前のコラムでも書きましたが、市場が慌ただしくなってくると自分がやるべきことや方針を見失うことも多々出てくるものです。
あちらこちらに目を奪われがちになり、銘柄が絞れなくなったり、以前に買おうと思っていたポイント、売ろうと思っていたポイントなどを忘れてしまうといったことが多発してきます。
買う時の理由、売る時の理由をきちんとメモとして取引記録をつけておくのはもちろん、改めてシミュレーションをイメージトレーニングしておくのが効果的です。
そして、きちんと認識しておきたいのがIPOスケジュールで明日は2社の上場が予定されています。
一家ダイニング(9266)は飲食業の中でも比較的サービス面で優位性があり、都内でも競争力のある飲食グループです。
マザーズ小型IPOで吸収金額およそ6.5億円程度であれば、セカンダリーでも面白いかもしれません。
もう一つのカチタス(8919)は比較的大型IPOで明後日に佐川急便が控えていることやベンチャーキャピタルが多数入っているところをふまえると優先度は低くなってしまいそうです。ニトリ(9843)が大株主のトップであるというのが特徴的ですが、昔「やすらぎ」という会社で上場廃止となった再上場案件のために厳しい船出となりそうです。
最後に主力株にもふれておくと、足元で下げ一巡の銘柄を中心に機関投資家の狙いやすい銘柄をポートフォリオに加えておきたいところです。
最たる例ではアドバンテスト(6857)や日本電気硝子(5202)のリバウンド狙いです。
海外との競争力のある企業はどれだけ下げてもきっちりと買い戻されてきます。
一見、内需に見えるようなセコム(9735)でさえ実は海外進出を強化しており、今後日本仕込みのセキュリティシステムをまるっと輸出しようとしている野心的な企業です。
日本の企業は世界と比しても優良企業と言えるところは沢山ありますので、怯まずに買い向かっていきましょう。
【 人 生 の 格 言 】
『「すること」を決めるのは簡単だ。難しいのは「しないこと」を決めることだ。』(デル創業者 マイケル・デル)
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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