FOMC議事録、その後の展開は
昨晩の海外市況。
欧州株式は総じて堅調。
NYダウも一時25260ドル台まで上昇していたが、
FOMC議事録の内容を受け、一転マイナス圏へ。
終値では24797ドルと166ドルの下落に。
FOMCメンバーがインフレや景気見通しに強気の判断を示しており、
利上げを継続する必要があるとの見方を強めたことが分かった。
市場はいったんこれを好感し、
主要株価指数はこの日の高値を付けたが、
米10年債利回りが4年ぶりの高水準となる2.957%台を付け、
その後は押し戻される展開となった。
米株急落の流れを受け、
VIXが再び上昇したこと等から本日の日本株も売りが先行。
だが、米金利上昇という要素は、
為替で見れば「ドル高円安」の支援材料であるし、
米国の金利がいくら上がろうが、
日本は依然として低金利政策を続けており、
企業への影響は限定的であるといえよう。
つまり、今回の米株安に連れ安する理由はないのだ。
2番底を探る動きは見られるかもしれないが、
そこからの反騰は是非とも狙っていきたい。
タイミング的にも、
徹兜監修プラン「ディーラーの極意」は、
良い位置で紹介できるだろう。
銘柄公開まで是非とも期待して待っていて欲しい。
2/28の米パウエルFRB議長の議会証言まで大きなイベントはない。
ただし、本日未明には、
FOMCの投票権を持つ、
ダドリーNY連銀総裁の講演、
ボスティックアトランタ連銀総裁講演、等
要人発言には少々注意しておこう。
執筆 相場師 徹兜
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