どうなる、月初高のアノマリー
注目だった米FRBパウエル議長の議会証言では、
・緩やかな利上げの継続が最善
・株価急落は景気見通しに大きな影響なし
とのことで、最初は米株上昇してのスタートとなった。
だが、その後の質疑応答において、
「自身の見通しで経済は12月以降強まった」との言及から、
利上げに前向きな「タカ派寄り」との判断が強まり、
米長期金利は再度2.9%台に乗せ、一時2.92%台まで上昇した。
NYダウも引けにかけ下げ幅を拡大し、299ドル安で引けた。
先週22日も昨晩と同じように、
米長期金利上昇・ドル高・米株安の構図。
相場に同じ局面は2度と存在しない。
ただし、
「米株安」と「円安」の強弱材料対立となるが、
VIX指数の上昇や株安が、リスク回避の流れに繋がれば、
支援要因であったはずの「円安」が「円高」へと変化する可能性は想定しておきたい。
明日は3月の第一営業日。
月初高のアノマリーはこれまで20カ月連続で継続している。
あくまでアノマリーということで一切根拠はないわけだが、
「後場の安い所を拾って明日に持ち越す。」
こんな戦略を取る投資家もいることだろう。
明日も上昇となるのだろうか、注目だ。
今日のチャートチェックはここいら。
東京コスモス電機(6772)、ヨネックス(7906)、ソルガム(6636)。
執筆 相場師 徹兜
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