投資金額の設定方法
今日は投資金額の設定方法について話をしよう。
勿論、ある程度売買に慣れている方であれば、
自然と行っているものでもあるが、
今一度しっかりと認識しなおしてもらう機会になれば幸いだ。
〇前提条件
投資可能資金200万円。
銘柄A 株価100円 100株単位
銘柄B 株価1000円 100株単位
銘柄C 株価10000円 100株単位
1.まず第一に株数ではなく、投資金額を併せること。
100万円投資する場合、
銘柄Aであれば1万株
銘柄Bであれば1000株
銘柄Cであれば100株
こうすれば株価の変動率に応じた損益額はどの場合も同一になる。
例)株価が5%変動した場合
銘柄A 5円×1万株=5万円
銘柄B 50円×1000株=5万円
銘柄C 500円×100株=5万円
2.次に銘柄のボラティリティを加味しよう。
ボラティリティとは、価格の変動性(変動率)のことを指す。
仮に価格変化の激しい銘柄と変化が緩やかな銘柄を同様の金額買い付けた場合、
トータルの収支は変動率の高い銘柄の動きの影響が大きくなりすぎる。
そのため、ボラティリティの高い銘柄であれば投資金額を減らす必要があるし、
ボラティリティの低い銘柄であればその逆である。
一般的に中・小型株は大型株より値動きが激しい。
また、市況関連株はいわゆるディフェンシブ銘柄に比べるとボラティリティが高い。
また、
直近のように相場が荒れている時は全般的にボラティリティが上昇しているため、ポジション量を減らして対応すべきだ。
後は過去のチャートを見る等して、
投資予定の銘柄がどれくらい動きそうかを想定しよう。
これは一例だが、
ボラティリティ高 投資予定金額×0.7倍=70万円
ボラティリティ普通 投資予定金額×1.0倍=100万円
ボラティリティ低 投資予定金額×1.3倍=130万円
このようにボラティリティに応じて投資予定金額を増減させよう。
3.銘柄に対する自信度
自信があれば金額をやや増やす、そうでなければやや減らして対応しよう。
常に自信満々な人は過大になり過ぎないよう注意が必要。
上記1〜3を加味し、適切な投資金額を設定できるようになろう。
これは短期目線の売買で予定金額を一度に投入する場合の話だ。
短期ではなく中長期目線で見る場合は、
さらにその金額を3,4分割し、
時間軸・価格帯を分散させて買付するよう心掛けよう。
特に成長株に投資する場合では、
短期的な株価の上下で狼狽売りをしないようポジション量を調整しよう。
【ネクストジェネレーション銘柄】
良いタイミングで公開できそうだ。
銘柄公開を待て!
執筆 相場師 徹兜
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