株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-04-27 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

GWと相場の変わり目

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

企業の決算発表で大きく動きたファナック(6954)の下げ分を京セラ(6971)とアドバンテスト(6857)がカバーするといったバランスで日経平均は本日も続伸でした。

ついには2月の戻り高値22502円を視界に捉え、来週はゴールデンウィークで立会日はわずか2日にとどまりますが、米経済指標を占う一週間となりそうです。

本日の韓国・北朝鮮のトップによる南北首脳会談も波乱なく通過となれば、それほど懸念すべきリスクは無いように思われますが、どうしても市場エネルギーが不足している感が否めません。

直近のIPO市場の動きをみても個人投資家の資金が抜けた銘柄の値崩れがひどい有り様となっています。

そしてジャスダックや東証2部などの市場では低位株が乱舞して上がっていて、相場の変わり目が近づいている気配を感じさせます。

基本的にゴールデンウィークの相場は薄商いで閑散とするので、値の軽い銘柄が好まれますが、むしろ個人投資家の手仕舞い売りで下落した銘柄の仕込み場となりやすいことが特徴です。

今日の小じっかりとした動きは海外勢だけでなく、そうした隙間を狙った抜け目ない投資家たちが買っていったのかもしれません。

サンバイオ(4592)や栄研化学(4549)などのバイオ株の一角に久しぶりに買いが入ったのも新興市場や中小型株の地合いが回復してくる前兆かもしれませんので、期待できるかと思います。

国会の審議も動きだせば、エスユーエス(6554)などの人材関連やANA(9202)などのIR関連なども動きがさらに良くなってくる可能性がありますので、いま一度テーマ株を洗っておくのもよいかと思われます。

東京は連休中も夏日が続く見込みで、春の陽気を飛び越えて暑くなることが予想されています。

株式市場も熱い鉄火場相場になることを期待しながら、休暇は休暇で満喫して、しっかりと次の戦場に備えていきましょう。


【 人 生 の 格 言 】
『 株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。
  しかし、最初の建玉で利益があがらないかぎりは、続けての建玉は手控えるべきだ。
  よく状況を見極めて待つことだ。 』
(空売りの名手 ジェシー・リバモア)

それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日紹介した銘柄】
サンバイオ(4592)
栄研化学(4549)
エスユーエス(6554)
ANA(9202)

執筆:加藤あきら

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