おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

まずは、昨日のNY市場の動向からです。

ダウ指数　　　+196.99ドル　　　24,739.53ドル　　　（5/10 終値）
NASDAQ指数　　+65.070ポイント　7,404.975イント　 （5/10 終値）
S&P500　　　　+25.28ポイント　 2,723.07ポイント　（5/10 終値）

昨日の欧州主要指数は続伸。新興国は高安まちまちも比較的堅調。NY市場はダウ平均株価が続伸。世界的に徐々に投資家のセンチメントの回復に向かい始めていると見られます。また引き続き原油高を受けて、Chevron（CVX）などが買われ、指数を牽引。Apple（AAPL）は連日の高値更新となりました。有名な投資家の同社株買い増しの報道から引き続き強い展開です。

Apple（AAPL）株の持ち直しが好感視され引き続きFacebook（FB）やAmazon（AMZN）も堅調。

為替ドル/円は、109円40銭付近で推移。比較的底堅い展開。109円〜110円の間で攻防になると見られます。109円辺りからドル売りの圧力がかかっているように見えますが、現状ドル買いが優勢と見て良いでしょう。110円をブレイクできると、113円程度までは円安に向かうと見られます。

NY市場はしっかりの展開でしたが、日本の株式市場の動きを見ていると既に織り込まれていると見られます。ですので、本日もそれほど大きく上昇しないと見ます。しかし、指数が軟調であればあるほど業績発表した銘柄や材料を発表している銘柄に資金が集まりやすい傾向は強まるでしょう。この傾向はしばらく続くかもしれません。

また昨日も決算発表企業が多くありましたが、好業績発表で買われていない銘柄はしっかり買っていきたい所です。日本ユニシス（8056）など非常に良い業績発表ですね。２月暴落後の下落をこなしてもみ合いからの上放れですから非常に強い展開と見て良いでしょう。しかし、上昇したタイミングで買うのではなく上昇後の値動きを見てからお買い付けいただくとよろしいかと思われます。3/15高値の2,460円付近など狙われても面白いのでは無いでしょうか。

連日お伝えしておりますが、指数が軟調な動きを示したとしてもこれまで注目されていなかった銘柄に資金が向かう流れも見られます。まずはポジションを積極的に取っていくことが2018年相場を攻略する上で重要になるでしょう。

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
米10年債利回りの上昇を受け、円売り加速か。110円付近を一気にブレイクすると大きく円安に進む可能性。

【株式】
これまで牽引してきた銘柄から、新たなテーマへ資金シフト。飛びつき買いに注意。

【経済指標】
米・ミシガン大学消費者信頼感指数　23：00

【紹介した銘柄】
日本ユニシス（8056）