おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

先週末のNY市場の動向です。

ダウ指数　　　+55.36ドル　　　　 24,271.41ドル　　 （6/29 終値）
NASDAQ指数　　+6.621ポイント　　 7,510.304ポイント （6/29 終値）
S&P500　　　　+2.06ポイント　　　2,718.37ポイント　（6/29 終値）

　先週末の欧州主要３指数は軒並み反発。新興国市場ではタイ、オーストラリアを除き上昇。NY市場は主要３指数はそれぞれ小幅高で続伸。引き続き下値を探る動きとなりそうです。

　個別銘柄では、NIKE（NKE）が11％を超える上昇。当コラムでも度々取り上げてきましたが、好決算発表でさらなる売上拡大に期待した買いが向かいました。

FANG株はAlphabet（GOOG）が小幅高。Facebook（FB）Amazon（AMZN）Netflix（NFLX）はそれぞれ軟調。利益確定の売りが優勢となっています。

　為替ドル/円相場は110円60銭付近で推移。米長期金利は2.8％中頃で推移。引き続き3％に迫るシーンでは、株売りとなる可能性が高いですので、注視しておきましょう。

　日経平均は34.12円高の22,304.51円で取引終了。75日線付近が強く意識され、買いが入りやすくなっています。22,000円付近は比較的底堅く推移。米国の主要企業の決算なども意識されて、様子見の展開が続くと思われます。

　個別銘柄では、ソフトバンク（9984）が指数上昇に寄与。売り込まれていた武田薬品（4502）も値ごろ感から徐々に買い物色の気配。下落銘柄では、住友不動産（8830）が75日線の攻防に突入で、チャート的にはやや崩れ気味だが安い。

　マザーズ指数は、22.82ポイントの大幅反発。売られすぎた銘柄に資金が向かいやすくなっています。引き続き新興銘柄は狙い目でしょう。

ただし、どんな銘柄を狙ってもいいというわけではありません。たとえば、リミックスポイント（3825）などは材料などで急上昇しましたが、もう一段の上昇にならず下落トレンド。上昇時に多くの出来高を伴っているため、多くの個人投資家が高値づかみしていると予想されます。

オウケイウェイヴ（3808）などもひどいですね。これまでの大相場のイメージが先行して、逆張りで狙っている投資家が多かったと思われますが、長い上ヒゲ形成でかなり強い売り圧力となっています。6/29更新の当コラムでもオウケイウェイヴ（3808）に関してリスクがあるとお伝えしていましたが、まさにそのとおりの結果となっています。

リミックス（3825）やオウケイウェイヴ（3808）で負けている投資家は、正直どの銘柄を何回やっても勝てないと思います。これまでの良いイメージから切り替えることも必要なんですよね。

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それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


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■これ重要やでっ！！
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【為替】
110円台中盤をウロウロ。米債券買いで、ドル買い加速。

【株式】
引き続き22,000円台をモジモジする可能性。22,000円〜23,000円を行ったり来たりをしばしの間継続か。米企業決算待ち？

【経済指標】
米・ISM製造業景況感指数　23：00