株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2018-09-06 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

内憂外患だからこそ“国”が動くとき

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

昨日の関西圏を襲った台風に続き、北海道で滅多にみられない大きな地震が起こるなど自然の猛威が経済に打撃を与えています。

停電している地域も広範に渡っていますので、不安を抱えて生活されている方も多いことでしょう。

こんな時の市場物色は北海道の復興にも焦点が当たり、カナモト(9678)、キムラ(7461)、地盤ネットHD(6072)などが動意づいています。

ライト工業(1926)はそのまま高値更新してきています。

市場が軟調の中でも、物色されている銘柄は強さが感じられますね。

地合い悪化の象徴とも言えそうな急落を見せたTATERU(1435)が3日連続のストップ安からようやく寄り付いてきました。

業績好調な不動産株に疑念を生じさせるようなニュースでしたが、銀行の預金口座改ざんといった問題は根が深そうです。しかし、よくよく調べてみると以前からあったそうなので市場の動揺はそれほど長引かないかもしれません。

昨日のコラムでも警戒レベルを引き上げましたが、米・加の貿易問題がもつれているのに加えて国内の自然災害、需給をかく乱するSQと内憂外患の状況が浮き彫りとなっています。

そんな投資家心理を反映してか、市場ではディフェンシブ銘柄や売られ過ぎている銘柄に注目が集まりやすくなっていますが、心配には及びません。

どんな向かい風の相場でも、2月・3月の相場が軟調だったところから大きく見直し買いされた東京電力(9501)のような銘柄が出てくるものです。

あすなろでも只今『国策』に関連するところは大いに注目していますが、東京エネシス(1945)なども強含んできているので、アプローチの妙味ありと言えそうです。

不祥事銘柄のマネーゲームに興じるのも株式投資の面白さかもしれませんが、投資の原点に立ち返って応援できる企業をしっかり買っていきたいですね。


【 人 生 の 格 言 】
『迷っている時点で自然ではないので、そういう時は決断しない方がいい。』
(サイバーエージェント社長 藤田晋)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
カナモト(9678)
キムラ(7461)
地盤ネットHD(6072)
ライト工業(1926)
TATERU(1435)
東京電力(9501)
東京エネシス(1945)

執筆:加藤あきら

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