株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2018-10-11 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

ご相談お待ちしております

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

朝方に米国市場の急落を確認して【緊急】でコラム配信させていただきましたが、ご確認はいただけましたでしょうか?

市場動向は概ね想定していた値幅の中で収まったように感じていますが、個別で見ていくとやはり2月の市場暴落時と比べて市場インパクトは薄かったようです。

先物やレバレッジETFなどは想定以上に反落しましたが、一旦持ち直したところでの戻りが弱かったことによる追撃の売りが膨らんだためと思われます。

個別だけで見た場合には2月の時よりも狼狽売りに走る動きは限られていたように思います。あの時は主力株でも5〜8%下げましたし、中小型株は15%〜20%近くまで下げる銘柄がズラリと並びました。

下げ幅が大きくなったのは音に聞こえた話題株がほとんどで、信用買い残の積み上がっていた銘柄がやや規模に比べて売り圧力が強かったとみられます。

つまり、今回の下げは10月に入ってからの調整ムードが広がる中で総体的に薄く広く売られたというのが実態と言えそうです。

個人的に期待する戻りに対しては弱かったと言わざるを得ませんが、市場がパニック売りとまではいかなかったわけですから、2月の時の教訓が投資家の中で活きていたということだと思います。

あるいはポジション管理の重要性を認識して慎重に取り組む投資家が多かったことも市場が冷静に動いた要因と言えるかもしれません。

そして、その効果が出てくるのはまさにこれからの展開でしょう。

2月のVIXショック時は下げ過ぎた反動で翌日以降もだいぶ荒れた相場展開になりましたが、今回は冷静にトレンドを見極めて下値を固めていく動きにつながっていくことと思われます。

であるからして、明日以降は市場がV字で回復することもありませんし、リスク懸念で手控えムードになる中をコツコツ仕込んでいくことができます。

慌てる必要は全くありません。下げ分をすぐに取り返そうと思えば思う程足元をすくわれてしまうのが相場ですから、きちんとした手順で立て直しを図っていきましょう。

こんな市場環境でも昨日コラムの紹介2銘柄は堅調です。こういった相場状況においてはテクニカルやファンダメンタルで説明がつかないことは多くなります。銘柄選定やお取り組みがうまくいかない人はぜひご相談ください。


【 人 生 の 格 言 】
『1.失敗から学んでそれを正す。
 2.リスクから逃げるのではなく、リスクを最小限に抑える工夫をする。
 3.難しい決断を下すときには、時間をかけて冷静に、すべての選択肢を考える。
 4.リスクを心配しすぎないで、成功の可能性を見つめる。
 5.できない理由ばかりを言う人が多いが、多少の無理をするくらいでなければ、何事も前にすすまない。』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック