株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-11-05 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

今週の注目はもはや米国中間選挙ではない

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

先週末に大幅高して期待が高まった本日の日本市場は上がり過ぎた分の反動からやや値を戻すかたちとなりました。

しかしそれは日経平均やTOPIXなど先週急上昇した大型株の話で、中小型株はしっかりと水準訂正の動きが継続しています。

株価が上昇してくると戻り売りが出てくるのは当たり前ですので、それを見越した上でエントリーするタイミングを計っておく必要がありますね。

日経平均は高値から3000円以上も値下がりし、安値からは1000円以上も反発しています。およそ3分の1戻しといったところにとどまっていますが、今週中に22750円までくると半値戻し達成となります。

ハロウィンが終われば次はクリスマスと一緒で、11月の決算シーズンを過ぎればもう後は年末相場を見据えて動いていく必要があります。

目先は主力株を中心に売買される可能性がありますが、中小型株の決算発表がピークを迎える来週からは物色の流れも変わってくるかと思います。

時間軸を分けながら、今すぐ買うべき銘柄と下値を拾って仕込んでおくべき銘柄とに銘柄選定も分けて行っていくのがよいと思います。

反落した本日の相場で目立った動きを見せたのは大林組(1802)や清水建設(1803)などの建設株です。

これらが買われてきたということは消費増税に対する政府の矢として放たれる補正予算の概要が見えてきた可能性があります。

安倍首相の3選が決まってからは市場とりわけ外国人投資家の期待はアベノミクス継続に集約されます。つまりは経済対策における実弾をいくら投下するのか?あるいはできるのか?といったところです。

また、最近では中国とも歩み寄りを見せつつ、TPPを主導して推進していくリーダーシップも発揮しています。

これらから米国の中間選挙を通過した後は、日本国内の政治つまりはアベノミクスの第3弾、それに加えて国土強靭化や第4次産業革命などの日本発の国策に世界の目が向かってくる可能性を期待しています。

このまま無策に消費増税してしまえば当然マーケットは地盤沈下を引き起こしますが、そうと分かって手をこまねいているようであれば安倍首相が続投する意味がありません。

世界中で株安になったからこそ日本株の優位性が際立つ機会ともなりますし、市場が急落した時こそ個別銘柄の選定基準がシビアになり、決算後に買われる銘柄に資金がこぞって集中するようになるかと思います。

市場の底狙いで『加藤本命即日公開銘柄』をリリースしたわけですが、他の銘柄においても勝負どころを間違えないように資金を投入してほしいと思います。

今日は引け後のソフトバンク(9984)の決算に驚愕しましたが、中国関連も見直されてきたようですのでヤマシンフィルタ(6240)も久々に注目です。

これは以前に無料紹介してから株価5倍になったお気に入り銘柄の一つです。

本当に応援したい企業は値幅をとるための銘柄選定とは異なりますが、値動きに振り回されずに保有することができます。

自分なりの買う理由を明確にした上で投資と向き合うことが何よりも利益確定への近道になりますね。


【 相 場 の 格 言 】
『 専門家に多くを期待してはいけない。むしろ相場の現実に目を向けるべきである。
  相場がどう動くかを自分自身で見つけるために調べようと思えば、幾らでも資料がある。 』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
大林組(1802)
清水建設(1803)
ヤマシンフィルタ(6240)

執筆:加藤あきら

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