株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2018-11-07 17:00:00

あすなろスコープ

観光庁の取り組みが追い風

LIFULL(2120) [東証1部]

総掲載物件数No.1の不動産・住宅情報検索サイト「HOME’S」を運営しており、スマホアプリなどモバイル強化に注力。楽天と民泊で合弁会社「楽天LIFULL STAY」を設立している。世界39か国で、不動産情報を中心にインターネット検索サイトを提供するトロビット社買収で国際展開を加速。

観光庁が、海外の無登録業者が紹介する違法な民泊物件の特定に向けたシステム構築に取り組むと報じられている。海外の無登録サイトを把握し、掲載物件の位置情報などを収集してデータベース化し、違法性が疑われる物件の特定を容易にするという。

2019年度から業者に委託しシステムの仕様の検討を開始。構築、調整を経て19~20年度中に都道府県、市区などが活用できるようにする。持ち主への指導などを通じて違法民泊の排除を図っており、違法物件の取り締まりが進むことで、登録業者の利用拡大が期待される。

10月22日、豪Mitula Groupの完全子会社化に向け当局との議論のすえ契約を変更、買収の進展期待が高まる格好となっている。また、国内大手証券では10月25日付で、レーティング「Buy」、目標株価1000円を継続しており、買いの圧力が強まっている。

【 同社担当者に今後の見通しや決算内容について聞いてみた! 】
2019年9月期は中期経営計画の達成に向けた投資期と位置付けるとしており、業績の見通しは売上収益390億円、EBITDA57億円となっている。また、2019年9月期はARPA向上施策を中心にHOME’S関連事業を成長させる計画とのことであった。

今後の見通しについて、観光庁は海外の無登録サイトを把握し、掲載物件の位置情報などを収集するシステムを構築する方針。違法性が疑われる物件の特定を容易になれば、登録業者にとって追い風となるだろう。

LIFULL(2120) [東証1部]

株価:797円
業種:サービス業
単元株数:100株
PER:35.26倍
PBR: 4.32倍

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