株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2018-11-12 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

売り込まれた好業績株よりもテーマ株

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

為替市場ではドル高が進み、リスク資産の中では原油価格の下落が最も顕著になっています。これまでの経験からは、米国の株安に懸念が示されるパターンです。

日本も企業の決算発表が一巡してくると手がかり難になりますので、多少は身構えておく必要があるかもしれません。

リスクイベントを消化したばかりですが、煮え切らない相場が継続しています。ということは、明らかに買い疲れ感が出初めている状況と言えるかもしれません。

これにより、市場で動く資金量が少なくなりやすくなりますので、先週お伝えしたような幕間つなぎの仕手株相場になりやすいのです。

先週取り上げた国際チャート(3956)やオンキヨー(6628)などはデイトレードでも利幅がとれましたね。地合いに引っ張られたように見せている北恵(9872)も今後強含んでいく可能性があるでしょう。

それと並行して、市場では次なるテーマ探しが始まったとみられる動きになってきています。

今回の決算発表では好決算や上方修正した銘柄が素直に買われた銘柄というのは少なかったように思います。

むしろ下方修正をした東レ(3402)なんかが悪材料出尽くしで買われるようなちぐはぐの相場になっています。

これは市場の目線が今期の上方修正よりも、来期以降の業績先行きに不安を示している表れといってもよいかもしれません。

こういった相場になってくると、値動きが軽やかで手垢のついていないテーマ株が動きやすいという特徴があります。

まだまだ上値は重たいですが、日本企業が得意とするロボット・FA関連の銘柄群がじわりじわりと戻りを試してきていますので、カナデン(8081)や萩原電気(7467)などを拾っておくのがよいでしょう。


【 相 場 の 格 言 】
『 トレーダーが成功するには、人間の習性を研究し、一般大衆と逆の手を打たなければならない。 』

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
北恵(9872)
東レ(3402)
カナデン(8081)
萩原電気(7467)

執筆:加藤あきら

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック