おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平でございます。

米国市場の動向からです。
NY市場はダウ平均が600ドルを超える下げ幅となるなど、主要3指数が大幅続落となりました。

為替ドル/円相場は113円80銭付近で推移。
債券市場はベテランズ・デーに伴い、休場日でした。

日経平均株価は19.63円高の22,269.88円と底堅い動きとなりました。

マザーズ指数はサンバイオ（4592）の軟調さも響き、24.52ポイントの大幅下落。

新興市場は底打ち感が無く、資金流出の流れが続いています。

新興市場のこれほどの弱さの裏で考えられることは、

◆米中の関税問題が想定以上に投資家心理を冷やしている。（新興市場に新興国のマネーが入っていた？）

◆単純に米国債投資妙味の増加で、資金が株式から流出しているだけ？

◆ファンドのポジション調整が続いている？

◆何か世界的なとんでもない悪材料を内包している？

◆世界的に利益確定の動きになっているだけ？

◆米中首脳会談へのリスク回避の動きになっている？

上記のような事が想定されますが、最近では、ドル高を懸念する声も上がり始めています。

現在の相場状況を勘案しますと、単に円安になることが国内銘柄の株価上昇に繋がるというのも怪しくなっています。

リスク回避的な売りであれば買いでしょうし、
株価の再上昇に貿易戦争の収束がマストな条件であれば、調整は長引く可能性があります。

ポートフォリオの整理などは、このタイミングで済ませてしまっても良いかもしれませんね。

さて、最近の個別銘柄の動向と致しましては、
新日本科学（2395）がストップ高で大幅高。通期業績の上方修正が好感視されて、買いが向かっているようです。10/1高値の635円をうわ抜けることができれば、さらなる上値追いも期待できそうですね。

ユニマット（9707）も通期業績上方修正を発表。出来高を伴っての上昇となっており、個人投資家の飛びつき買いを誘う展開となっています。押し目狙いで監視しておきたいところですね。

高見沢サイバネティックス（6424）は、軟調地合いの中、孤軍奮闘の上昇。チャート形状良好＋出来高急増中でデイトレーダーなどの短期トレード妙味ありですね。

熊谷組（1861）も業績を好感視した買いが向かっています。通期予想を情報修正した銘柄に見直し買いが入っていますね。

内需系の銘柄に資金がシフトする流れは継続していると言えそうです。しっかりとマネーの動きを読み解いてまいりましょう。

そんな中、最近株価が上昇してからお買い付けされている方からのお問い合わせが増えています。

10月に何度もお伝えしてきましたが、
株は下がっている時に買う必要があります。

11月初旬の戻り高値付近で買い付けていらっしゃる方が多いですが、
通常は戻り高値付近では、利益確定のタイミングです。

判断に迷われた場合には、お一人で悩まれずにあすなろ投資顧問までご相談ください。

現在の相場は、非常に難しい相場となっております。
ポートフォリオの管理をご希望の方に関しましては、【ダイヤモンドVIP会員】での資産運用をご検討下さい。

ご不安な点などございましたら、『大文字恭平』をご指名いただき気兼ねなくご相談下さい。

それでは皆様、本日もおきばりやす〜

執筆　だいもんじ恭平


■これ重要やでっ！！
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【為替】
ドル／円は中長期ドル高継続と見る。

【株式】
もう一段の仕掛け的な売りに警戒！
中途半端なポジションは取るべからず！

【紹介した銘柄】
新日本科学（2395）
ユニマット（9707）
高見沢サイバネティックス（6424）
熊谷組（1861）