一方通行相場
米株安の影響から、前場の日経平均株価は700円超の下落。
あっさりと22000円の節目を割り込んでしまったことで、下げ幅を拡大。
前場は戻り鈍い、と危惧していたものの、
中国株、為替の反発を背景に後場からは急に戻り出した。
上下にブレの大きいこの相場、
その要因は参加者の少なさにあると見る。
プログラム売買は基本的には順張りで追随してくるため、
一方向に流れが傾くと、その後も一方的な展開になりやすい。
そしてその流れがまた偏りを加速させるという悪循環に陥っているのだ。
だから、儲からないと言っているのではない。
そういう相場であるならば、自身もその傾向に合わせて、
売買手法を変えていけば良い。
要は順張りでそのまま乗るか、
逆張りは下げ止まりと、流れの反転を確認してから行えば良いだけだ。
意図と逆に動いたのであれば、
そこはしっかりとロスカットする必要があろう。
執筆 相場師 徹兜
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