ソフトバンク子会社IPO
つい先日上場承認され、
上場日は12月19日に決定した。
銘柄コードは、
旧ボーダフォンと同じ9434になるらしい。
※事業継承上の同一企業の場合同じコードが使える
ソフトバンクグループ(9984)は傘下に多くの企業を置く持ち株会社で、
国内通信の「ソフトバンク」
アメリカの通信サービス「スプリント」
ポータルサイトで有名な「ヤフー」
半導体「アーム」
成長企業に投資をする「ファンド事業」
ソフトバンクホークス等も含む「その他事業」等、
色々な企業で構成されており、
そのうちの国内通信を行うソフトバンク株式会社が親子上場する形だ。
とまあ、そんな御託はどうでも良いだろう。
今回の上場では約2兆6000億円規模を調達する模様で、
同株を買い付ける資金を捻出するため、
市場では換金売りが出る事になる。
高配当銘柄は乗り換え対象になる可能性があり、
同じく携帯事業を手掛ける、
NTTドコモ(9437)やKDDI(9433)が対象になりやすい。
新興市場もこういった資金流出の際は、
影響が顕著に出るため、
今月〜12月前半にかけて必ず留意しておきたい事項だ。
さて問題の新会社株。
想定売り出し価格は1500円で、
見通しでは3〜5%高で始まるのではないか?とのこと。
公開株数の多さという点から考えると本来であれば値上がりは期待しづらい。
ただし、これだけの大型上場となれば、
指数組み入れ、ファンドや機関投資家の買い需要が大量に発生するため、
上場後1カ月程度は強含み目線でチャンスを伺いたい。
イメージとしては2015年に上場した郵政3社や、
2010年上場の第一生命(8750)の時を参考に。
もちろん、こういうものは同じパターンにはならないのが通常。
なぜなら、前回の類似ケースを踏まえた上で、
全員がその上を行こうとするからだ。
IPOに応募するにしても、
セカンダリを狙うにしても臨機応変な立ち回りで対応しよう。
※買いを推奨するものではない
執筆 相場師 徹兜
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