【投資】【格差社会】今後、日本人が超えねばならない大きな壁。
そして、一年間のお取り組みお疲れ様でした。
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。
まずこのコラムは、投資家様以外にも読んでいただきたいという思いで執筆しております。
もちろん、そんなこと知ってる!という方もたくさんいらっしゃるかと思います。
ですが、おさらいの意味も込めておりますので、どうぞ最後までお付き合いください。
-【予想もつかない平成最後の年末相場】-
さて、2018年の株式市場は非常に混沌とした相場でした。
「米中問題そろそろ終わりにせんかい!」
そのような心の声も漏れてしまいそうですが…。
現実には米中貿易戦争は年単位でくすぶりそうなトピックですね。
米中関税問題がどうなるかは年明け後、じっくり考えてまいりましょう。
それはさておき、2018年皆様は利益を獲得することは出来ましたでしょうか?
2018年末の相場は非常に動きが読みづらい展開となりましたね。
今年は平成最後の年越しと言うこともあり、
会員様も感慨深いものがあるものと思います。
次の元号にも注目が集まりますね。
我々が今生きているバブル崩壊と共に始まった平成は、「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味から来ているそうです。
昭和時代に起きた戦争が関係しているとも言われています。
経済面では、平成は「失われた30年」と揶揄されるほど、
日本にとっては苦しい期間となりました。
これまでの企業体制や、収益の仕組みが徐々に世界から取り残される格好となっています。
その証拠に、時代に取り残された企業は海外に買収されたり破綻したり、
結果は言うまでもありませんでした。
-【2019年はリスクヘッジと柔軟性がキーワード】-
私は昭和63年生まれで、バブル崩壊と同時期に生まれ育ちました。
最近の日本経済の強さを見ていると「もっと株式投資を通じて社会貢献がしたい」と思う気持ちは日々強まっています。
そして、守り続ける企業よりも、
新たなことに取り組む企業を応援したいと考えています。
ただ気持ちは前向きでも、相場そのものは後味の悪いことに2018年末は波乱含み。
平成最後の年末相場は、最後の最後まで大荒れとなりました。
一言で言うならば、今年の相場は
「難」。これに尽きます。
暴落と暴騰を繰り返す2018年相場に、私自身"リスクヘッジの重要性"を改めて認識させられる一年となりました。
もしかしたらリスクヘッジをご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
リスクヘッジは直訳すると、危機回避あるいは危険回避と言った意味です。
株式相場で危機と言えば、
リーマンショックなどの株価急落局面ですよね。
では、リスクヘッジ商品と言えば、
どのようなものが思い浮かびますか?
真っ先に思い浮かぶのは
日経平均先物(ラージやミニ、マザーズ指数先物など)
FX(外国為替証拠金取引)
日経ダブルインバースなどの上場投資信託
金現物など
がありますね。
今年の相場をうまく勝ち抜いた投資家は、
上述の金融商品を使って乗り越えたのでは無いかと私は思います。
弊社アナリストのコラムでも度々登場する商品ですね。
これらは端的に申しますと、株が下がったときに利益が狙える仕組みの商品の事です。(※用途は様々です。)
-【増える需要、日本人が活用すべきリスクヘッジ商品】-
実は日経平均先物などのデリバティブ取引と呼ばれる商品は、夜間取引の拡大を期に
年々需要が増してきていると聞いています。
実際に、2018年の相場は夜間取引の間に先物主導で大きく下落するケースが散見されました。
夜間取引で急落する要因は、やはり海外市場の動向です。
要人発言などがトリガーとなり、米国市場の下落に先物が反応。
結果翌日の日本市場で現物株が先物にサヤ寄せする形で下落するケースが多発していました。
現物市場では日銀がETF買いを行うため、相場が大きく崩れにくいですが、
海外時間(日本時間の深夜)は日銀の買い支えが行き届かないため、下落が加速してしまいます。
売り仕掛けを行うヘッジファンド(相場が崩れると儲かる人たち)などが目をつけるのも無理はありませんね。
このような乱高下を繰り返す難しい相場でも、国内の金融リテラシー向上をはかることで市場退場者やギャンブルと勘違いしている人を大きく減少できるものと私は考えています。
だからこそ、リスクヘッジも必要なのですね。
-【守りは貧乏のみ、攻めは貧乏もあるが金持ちもある】-
少し大げさに説明しますが、投資の世界では100万円が1000万円になることもある世界です。しかも短期間でです。
100万円であればアルバイトでも貯められる金額です。
100万円を守ろうとすると、待ち構えているのは貧乏な生活です。
100万円をどのように増やしていくか、これを考えるのが投資であり、資産運用です。
そして、
100万円を守ってコツコツ1000万円まで増やすのと(預金?債券?積立?何年かかるやら)
100万円を失うリスクを背負いながら短期的に1000万円を増やす、
を比較すると、
確率的に短期間で1000万円が狙えるのは後者が高いことは言うまでもありません。
市場はゼロサムゲームですから、お金を奪い合う試合のようなものです。
このような世界を『ギャンブル』の一言で片付けてしまうのはもったいなすぎると私は常々考えています。
市場は、投資家の言い訳や都合は一切考慮してはくれません。
下がったからどうにかして!と神に祈ってもどうにもなりません。
投資家は常に市場に合わせて動かねばなりません。
投資に限ったことではありませんが、日本の仕組み上、
自分で行動しなければ誰も何も教えてはくれませんし、
何も成し遂げることはできません。
ましてや、自分都合の意見ばかりを押し通していてはなおさら世界には通用しません。
昔はそれでも通用したかもしれません。
今はグローバル化が進んでおり、それもはるか昔の話となります。
ですが柔軟に対応し、市場に沿って動くことで資産は増やせると私は思います。
-【避けられない格差社会、平等を唱えるより時代の流れに乗る】-
2013年のアベノミクス開始以降、日本の富裕層はより厚みを増しました。
(※野村総合研究所HP内 資料参照 https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2016/161128_1.pdf)
今後、格差社会は今よりさらに深刻なものとなり、学ばない者は置いていかれるのは目に見えています。
ですが、その事実も学ばなければそもそも知ることはありません。
日本は、外国人の流入などもあり国の大きさこそ安定すると思われますが、
その中で生き続ける人々にとっては、非常に大変な未来が訪れるでしょう。
格差社会は、世界の思想が変わらない限り、
絶対に避けられません。
だからこそ、投資が必要なのです。
今は、安倍政権主導で、市場にジャブジャブお金が出回っています。
いわば誰でも儲けられる時代です。
お金を守る時代ではありません。
格差社会が広がるからこそ、攻める時代です。
いえ、攻め続けなければ生き残れないのです。
政府は、国民に少しでも裕福な生活をしてほしい、そして大元の経済を活性化させたいから市場にお金を供給しています。
「アベノミクス?自分は儲かっていない!」では無く、儲かる環境が作られているわけですから、
その環境に飛び込んでいくことが重要です。
幸いにも日本は先進国ですから学ぶ環境はたくさんあります。
本屋に行けば丁寧な解説本が置いてありますし、
インターネットで検索すれば10秒で世界中の物事に触れることができる時代です。
あすなろ投資顧問もその一つです。
我々は主役ではありません。あくまで投資家様の勝利のためのツールです。
主役は投資家の皆様です。
学びを深め、能力を最大化することが重要です。
「難しい」「やり方がわからない」
ではなく、「やってみる」という柔軟性が重要になるでしょう。
そのためのヒントはあすなろ投資顧問のHPにもたくさん隠されていると思います。
思う存分ご活用ください。
-【最後に】-
少し話が長く難しくなりましたが、今回は2019年の相場に向けた戦略的な部分と、
これから長期目線で我々が生き抜く術にフォーカスして執筆しました。
来年以降は、ド本命銘柄という名の大剣を軸に
ヘッジという名の盾も活用して取り組んでいければ良いのではないかと私は思います。
まだ投資を初めて間もない方、
経済に興味の無い方、
一人でも多くの方に経済や株式投資の事を知っていただけると幸いに思います。
年末年始はじっくり考える時間があります。
まずはこの難解相場の疲れを癒やし、
そして、これから訪れる新時代を共に乗り越えてまいりましょう。
2019年もドシドシご相談ください。
お待ちしております。
皆様の投資の一助になりますこと期待しております。
それでは皆様、良いお年を〜
執筆 だいもんじ恭平
■これ重要やでっ!!
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