株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-01-29 17:00:16

加藤あきらの投資戦略室

2019年絶好調のあすなろと見方分かれる相場観

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

ようやく日経平均が調整らしくなってきましたが、なかなか下げ渋りの動きを見せていますね。

為替の方がよほど素直に円高方向に動いているような気がしています。

今晩から明日にかけての米FOMCと週末にかけての米経済指標、米中通商協議などの市場イベントで下振れもありそうな頃合いですが、今週を乗り切れるかは非常に重要なところでしょう。

昨日はまんもすセミナーメルマガで、あすなろに在籍するアナリスト藤井とEXPO・株式投資セミナー講師でおなじみの長森先生との情報交換の様子が伝えられました。

ご参加者様はこの限定メルマガをお読みくださいましたか?

投資助言者の私の立場から見ても非常に面白い記事だったかと思います。

最後の【ご参考】のところで、1/25に時事通信社からの取材を受け、あすなろシニアマーケットアナリストの藤井本人が当面の日本株に対する相場観を語った記事が特別公開されています。

この機会に、これを読んだ上での私の相場観も簡単にお伝えしておきたいと思います。

目先は2月のSQまでが市場イベント続きで正念場とも言えるところで、投資家が動きづらい中で値固めの展開が続くと思われます。日経平均は20000円を維持できれば立派です。

さて、藤井が指摘する広めのレンジは、どの時期を指しているものかは分かりませんが、私はおそらく5・6月の企業決算を織り込む動きの中でみているものと考えます。

私は最も警戒されるのは5月の10連休明け~7月の参院選の前、つまり6月頃と考えています。

この10連休明けが強いのか、弱いのかが見方の分かれている点ですが、終着点のところはほぼ一致しています。

いつの時も大きく相場が飛躍していくためには、その手前側での屈伸運動が必要です。

おそらく消費増税の大どんでん返しも含めて、参院選の結果が今年の相場の鍵を握ることになるかと思います。

今年は2016年の相場と類似点も多いことから、2016年の夏の参院選後の株高をおさらいしておくのも良いでしょう。

その屈伸運動で気になるところとして、日本企業の来期見通しが出され市場心理が弱気になりがちなところを狙い撃ちにされる可能性が高いと見込んでいるのです。

市場逆風に加えて、例えば世論の消費増税反対機運の高まりがあった場合には、過去にみられた増税延期の現実味が増してくるはずです。

当時の民主党政権時代に成立させた消費増税案だとしても、世論が厳しい方向に傾けば野党もそれに従わざるを得ないでしょう。

そこで参院選が時の政権を支持するかたちとなれば、海外マネーを呼び込んで大相場の土台がつくられ、今年10月には逆に高値24000円を奪回してきても不思議はないと考えています。

もちろん今見えているものだけでリスク要因が全部出揃っているわけではありませんし、途中でのシナリオ変更や軌道修正などは必要になってくるかと思います。

参院選でもし与党が大敗するようなことがあれば、それこそ株価は藤井の指摘する18000円台前半を見に行っても不思議はないでしょう。

しかし、今年は年初からお伝えしておりますように、ボラティリティがチャンスを多くもたらしてくれて、値幅が狙える相場です。

2016年もチャイナショック後で、傷んだ個人投資家をよそに中小型株が乱舞し、大化け銘柄を多数輩出した相場でした。

それを前提とすれば、今年も年始から上昇している銘柄の中に株価が2倍にも3倍にもなるものや、10倍株とよばれるテンバガー銘柄などが多く出てきてもおかしくないでしょう。

今の相場でも心当たりがあるかもしれませんが、市場の売買代金などが膨らまない間は主力株よりも小型株の方に資金が向かいやすくなるのは当然ですね。

大手の証券会社でもアナリストなどがカバレッジしていない小型株は注目度が低く、その分の上値余地が大きいことが特徴です。

初動からずっとお伝えしているタカギセイコー(4242)を見れば一目瞭然ですね。

今年の大化け株をつかみたい人こそ、あすなろ投資顧問の推奨する『単発スポット銘柄』に乗ってみていただければと思います。


【 相 場 の 格 言 】
『 指を惜しんで掌(たなごころ)を失うな 』

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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