株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-01-30 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

バイオ株総崩れから次の展開を大胆予想

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

マザーズ市場をけん引してきたサンバイオ(4592)のストップ安をうけてマザーズ市場に激しい売り圧力がかかりました。

マザーズ指数は▲77.80ポイント(▲8.09%)で昨年の2月あるいは2016年の新興暴落に近い異常な下げ幅を記録しました。

2016年と言えば、同じくバイオ株のアキュセラが似たような新薬試験結果で失望売りが膨らみ、6連続ストップ安(その間2回の制限値幅拡大)となった記憶が蘇ってきます。

出口に向かう投資家が殺到してリスクオフの新興市場ですが、実際に関係のない銘柄にまで売りが波及し、このサンバイオ(4592)が寄り付くまで売り尽くしセールが続く可能性が出てきました。

2016年の教訓を活かすならば、次に起こる“テーマの入れ替え”に向けてバイオ以外のテーマ株の下値を見極めておくことでしょう。

ちなみに2016年はバイオ株と並んで資金の受け皿となったのはゲーム株で、株価3倍~5倍の大化け銘柄が続出しました。

今回もまたバイオ株から流れる資金がゲーム株に向かうのかは分かりませんが、むしろ一緒になって資金が流出していますので今回は見送りが賢明かもしれません。

そうなると、じゃあどのテーマに資金が流れるのか?と考えるのが一般的な投資家の思考になってくるかと思います。

ここで株式市場における新たなテーマが浮上する可能性も大いにありますが、手垢のついていないテーマ株に狙いを定めていきたいところです。

周りが恐怖心で優良株を投げ売りするところには、決まってチャンスが転がりこんできます。これは相場の常です。

今日の下げ方をみると、直近で動意していた銘柄は特に売り圧力が強く、動意薄になっていた国土強靭化に関連する建設株などが下げ渋りの動きを見せていました。

ハイテク株やバイオテクノロジー株に比べて派手さには欠けますが、今日の地合いで逆行高していた東芝プラントシステム(1983)や熊谷組(1861)、鉄建建設(1815)などが今後の資金の受け皿になってくる可能性もあるでしょう。

リスクを取ってでも値動きの派手な銘柄で、短期間に大化けするような株を狙いたいという方には、やはり新興市場の下げ止まりを狙ってAIなど旬なテーマ株に当たりをつけるのもよいかと思います。

今日のマザーズ銘柄では相変わらずのイード(6038)が強い動きを示していました。

ただ、これよりも強力な上昇波動をもつ銘柄となればグッと数は絞られてくると思いますし、当然お取り組みの難易度も高くなってしまうことが予想されます。

そんな時だからこそ、あすなろ単発スポット銘柄でフォローを受けながら新興市場の荒波をうまく乗りこなすことができれば、2016年の時のような新興市場のお祭り騒ぎのど真ん中を味わえる可能性があります。

年初の大発会で下げて以降、比較的穏やかに水準を上げてきた日本株ですが、今年の相場の難易度は昨年以上かもしれません。

雰囲気で投資することほど怖いものはありませんので、新興銘柄を狙うなら是非あすなろを最大限活用いただきたいと思います。


【 相 場 の 格 言 】
『 楽々と儲かる時は気を抜くな、千載一遇この時にあり 』

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
東芝プラントシステム(1983)
熊谷組(1861)
鉄建建設(1815)
イード(6038)

執筆:加藤あきら

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