三連休前のオーバーシュートは休み明けの仕込み場に
昨日の三角保ち合い下放れに警戒を強めて臨んだ本日のSQ算出。
やはり下に来てしまい、日経平均は続落でしかも20500円を割り込んでしまいました。
三連休前ということもあって、ある程度売りが先行することを予想はしておりましたが、後場の弱さは想定以上で、▲418円安と久々の大きな下げ幅となりました。
値動きの乏しい相場に慣れてしまっていると、今日のような下げでも過敏に反応してしまいがちですが、そんなときヘッジ商品が精神安定剤となって冷静に対処できる余裕をもたらしてくれます。
先週ご紹介した『国際のETF VIX(1552)』や1/19にご紹介した『日経ダブルインバース(1357)』などは信用取引をご利用でない方にも手軽に取り扱える商品ですので、2019年の必須アイテムとなるでしょう。
さて、米トランプ大統領から発せられる過激発言は先日の一般教書演説にもみられるように鳴りを潜めました。
ところが、今回はクドローNEC(国家経済会議)委員長の発言が下げのトリガーとなったように、一旦ガス抜きしたがっていた市場にとっては誰の発言であっても関係ないということなのでしょう。
マーケットメイクしているのがコンピュータのアルゴリズム取引である以上、一方的な買い仕掛け、売り仕掛けを掻い潜って利益を出していかなければなりません。
およそ1ヶ月ぶりにボラティリティが復活するのであれば、以前のように1日の中でも上下激しく振られる展開になってもおかしくありません。
マーケットはどんな相場であっても儲けの機会をもたらしてくれますので、思い込みを排除して値動きをフラットに捉えながら強い銘柄を拾い集めていきましょう。
決算シーズンですがアドソル日進(3837)やエボラブルアジア(6191)などは押し目があれば狙っておきたい成長株です。
まさしく今の相場でこそ強さ際立つ【花見ラリー銘柄】で、今週のサンバイオ(4592)、ソフトバンク(9984)に見劣りしない強烈な上昇波動をものにしていきましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『 当たり屋と 言われたころから 曲がり出し 』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
アドソル日進(3837)
エボラブルアジア(6191)
執筆:加藤あきら
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