株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-02-13 09:00:00

大文字恭平の相場勘所

トラウマで動けぬ個人よそ目に、相場はすでにトレンド転換?

おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。

昨日のNY市場の動向からです。

NY市場は主要3指数が大幅上昇。

ドル/円相場は110円45銭付近で推移。
米長期金利は2.68%付近で推移。

日経平均株価は500円を超える上昇で、
日米ともにしっかりの展開が続いています。

そんな中、最近多くお問い合わせをいただく内容で、
「大文字さん大文字さん、これだけ上がったんだからそろそろ下がるんじゃないか」

というもの。

答えは、否です。

というより、そういった下落予想の投資家が多いために、
踏み上げによる上昇連鎖につながっているのだと予想しています。

今から空売りを意識してもウマミがありません。

確かに昨年末時点で、相場はかなり悲惨な状態でした。

当コラムでも度々注意喚起していました。

ただし、それは昨年12月時点の状況であり、
トレンドは常に一定ではありません。
相場が生きている以上は、トレンドが転換する時がやってきます。

トレンドの転換は結果論としてあとから気づくわけですが、
今現在進行形のところで確認すると
株価は上昇しているわけです。

つまり、取るべき行動は『順張り』です。
今順張りするということは、売りではなく
買いです。

「どこで下がり始めるか」という下落予想スタンスより、
「どこまで上昇できるか」の上昇予想スタンスのほうが
今の相場に対する取り組みイメージとしては
マッチしているかと思われます。

実際に、私が知っているFXトレーダーなどがやられている原因は、
クロス円ショートポジションにヤマを張って大損になっているケースです。

これは為替に限ったことではなく、

要するに、
1月2月の強い相場は「あれだけ下がったんだから、もう一回下がるだろう」

と思った投資家が多かったという理由にほかなりません。

ジリ上げ継続も、ショートポジションの買い戻しでさらに弾みがついているのだと思われます。

おそらく、個人投資家のメンタル的には
「今は下落トレンドだ。いつ空売りで儲けてやろうか」にシフトした状態だと思います。

ですが、すでにトレンドは上方向に転換している可能性があります。

一旦、昨年のトラウマをリセットし、
本来の「投資」というものに原点回帰するのが良いかもしれません。

上値が重くなれば逃げればいいだけですから。

それでは皆様、本日もおきばりやす~

執筆 だいもんじ恭平


■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
ドル/円 強い。
ユーロ/円 やや強い。
ポンド/円 強くない。
ビットコイン 38万~42万程度で推移か。

【商品】
原油/反発基調。
ゴールド/利食い売りでそう。

【株式】
中期的に日経平均は20,500~22,000円程度の間で推移か。

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