あすなろ注目の小型株が次々と大幅上昇に
米国市場のお休みと企業決算にからめた個別材料が少なくなってきた割に、本日は小型株のしっかり具合が目立った相場だったのではないでしょうか。
日経平均は朝方にマイナスに沈む場面がありながらも小じっかりの展開で、ソフトバンク(9984)の下げ分が無ければ全体堅調の地合いだったとみることができます。
そんな中でマザーズ指数が1%超の上昇となり、こちらは売買代金が膨らんだサンバイオ(4592)が指数を押し上げたとみられます。
これら話題性のある銘柄の動向が気になるのは致し方ない面はありますが、それにつけても小型株の動きの良さが目立ってきています。
月次の速報が買い材料となったレントラックス(6045)や決算が嫌気されたはずのアドベンチャー(6030)も改めて月次の内容が意識されたとみられます。
次第に先週までの決算内容に一喜一憂した相場から離れてゆき、今後どうなるかを株価が織り込む動きに変わってきたと言えます。
全体的に小型株の強さが目を引くというのは、本日に限ったことではありません。
日経新聞1面の見出しで「上場企業3期ぶり減益」と書かれておりましたが、実際に主力株の10-12月期における決算内容や業績予想を下方修正したところも多かったのに対し、小型株の中には「〇〇連続最高益」や「〇年ぶりの最高益更新」など成長著しいものが続出しました。
先週までと打って変わって材料難になりますから、今週来週はとくに強い銘柄に資金が集中しやすくなります。
決算内容は今一つでも、今朝方に株主優待制度の新設を発表したテモナ(3985)のように、何かしらの刺激材料がある株には資金が流れやすいと言えます。
つい先日も自社株買い発表企業に注目してくださいというお話を書いたと思いますが、下方修正などのネガティブ材料が出てくるような時には、なおさらポジティブ材料が普段以上に材料視されて吹き値を形成しやすくなります。
だから小型のテーマ株や材料株に資金が向かいやすくなってきているのだと思います。
まだまだ隠れているお宝候補株はあって、特大材料を今後に控えているとすれば投資しておかない手はありません。
そんな銘柄をお探しの方、慎重になり過ぎて新規銘柄の投資になかなか手が出せていない方にこそ【あすなろダブルセイバー銘柄】を手に取っていただければと思います。
あすなろではすでに2月末に特大材料の発表で動意づくであろう銘柄の資金の行方を探っています。
【 相 場 の 格 言 】
『 類寄りて集まる意見は時遅し、その裏道を深く考えよ 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
レントラックス(6045)
アドベンチャー(6030)
テモナ(3985)
執筆:加藤あきら
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