株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-02-23 09:00:00

相場師徹兜の鉄株

海外株・トランプ発言に振り回されたくない

株の売買をしていると必ずぶち当たる問題。

デイトレードだけに留めておき、
日中で必ず手仕舞いするのであれば回避可能ではあるが、
やはり株はある程度の期間保有してナンボという面もある。

だが、ポジションを日中でクローズせず持ち越しした場合、
必ずその夜の海外株(主に米株)の影響を受ける事になる。

どんなに良いポイントで買えたとしても、
トランプ発言等から米NYダウが500ドル安してしまえば、
次の日の朝はほぼ確実に前日より安い値段で始まることになるだろう。

その逆にNYダウが500ドル高すれば、
プラスの恩恵を受けることになるので、
トータルで言えばプラスマイナスゼロ。

とはいえ、やはり運の要素は増えてしまうし、
持ち越した時に限っていつも海外株が安い、
なぁんてこともある。

そういう運要素を排除したい時に使う手段を、
「ヘッジ」という。

元々は垣根を作って危険から身を守ることに由来する用語で、
投資においては、価格変動リスクを回避・軽減する各種手法を指す。

例えばの話だが、
トヨタ自動車(7203)が今後凄い業績を伸ばして買われていくと考え、
同株を保有したとする。
※トヨタ株を推奨するものではない

実際に業績が伸びたとしても、
海外株安、円高が続いてしまうと、
指数に引きずられ株価は上昇せず、結果として儲けることができない。

そこで有効になるのがヘッジだ。

トヨタ株を購入すると同時に、
225先物を売る・ドル円を売る(円買い)等の手法を使い、ヘッジを行う。

①海外株上昇、円安
トヨタ → 大幅利益
先物  → 損失

②海外株下落、円高
トヨタ → やや損失
先物  → 利益

③海外の動きなし
トヨタ → 利益
先物  → プラマイゼロ

超単純化した例だが、
ヘッジしていない状況で海外株安・円高が続けば、
どれだけ銘柄が良くても儲ける事は難しい。

だが、ヘッジしている状況であれば、
上記①~③のどのケースでも利益を上げる事ができる。

■ポイントは1点だけ!

全体相場の位置が変わらなかったとしても、
右肩上がりで上昇していく強い銘柄が必要だ。

全体相場より弱い銘柄を買っていれば、
結果は逆になってしまうため注意。

【あすなろダブルセイバー銘柄】では、
そのヘッジ手段を日経ダブルインバース(1357)というETFで行う予定。

先物口座や、信用口座を開設していなくとも、
現物買いでヘッジを行う事ができることが利点。

「言うは易く、行うは難し」

実際に実践して学んで貰えればと思う。

執筆 相場師 徹兜

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