株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-04-02 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

海外株高で高く始まるも上げ幅縮小、押し目は買いか!?

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

海外市況の改善から続伸で始まった本日の日本株、日経平均は一時21744円まで上値を伸ばしすなど朝方は勢いよく上昇しましたね。

米中の製造業における経済指標がいずれも市場予想を上回り、投資家センチメントは大きく改善しています。

先日、売り手掛かりとされた世界的な景気減速懸念が後退し、米国債の利回り逆転(逆イールド)現象も解消されて投資家の買い安心感を誘っているのでしょう。

ただし、本日も結果的には昨日と似たパターンで上げ幅縮小となり、上値をぐんぐん伸ばしたわけではありませんので、本格買いにはまだ早いということなのかもしれません。

米国市場および中国市場の力強さを確認して買いが入ってきていることは明らかですから、こうした戻り売りに押し返されたところをどう見るか?と言えますね。

来週の4月SQまでは売り方主導の相場と思われますので、単純に押し目は買いではなく突っ込んだところを買いたいですね。

また、昨日もお伝えしましたが物色動向には変化が見えています。

主力株の見直し買い、売り方の買い戻しが優勢となる中、マザーズ指数がこの2日間大きく下落して個人投資家の心理に影を落としています。

中身を見れば最近ストップ安となっていたMTG(7806)をはじめ、話題性の高いバイオ株やゲーム株にも売り圧力がかかっていることが挙げられます。

どちらかと言うと、直近で短期資金が向かっていた銘柄から一斉に資金が引き揚げられている動きです。

この短期資金の動きを追いかけていくには、相応のトレードスキルや戦術眼を身に付けないと難しそうですね。

幸いにも昨年末のように極端に地合いが悪いわけではありませんので、大怪我することは無いかと思いますが、時間軸が短ければ短いなりのリスク管理をしないと損切りの嵐になってしまいます。

最近何度も取り上げていますが、シリコンスタジオ(3907)もお取り組みには注意してくださいね。直近2000円でご紹介したところからはすでに1.5倍近くまで上昇しています。

ぐんぐん上値を伸ばす銘柄の場合は買い方主導なので積極的な押し目買いが成功したパターンと言えます。

ただこれにこだわらずとも、3月中旬にご紹介したスペシャルポイント銘柄『加藤あきら真の達人銘柄』などは直近まで売り方主導ながら大枠では買い仕掛けの入りやすかった銘柄で、今日は大きく踏み上げた上昇を見せてくれました。

一時は本日の値上がり率トップに躍り出ながら、商いも今年に入って断トツに出来てますから非常に魅力的ですね。

昨日のご祝儀相場で先回りの大幅高していましたから、本日の上げ幅縮小も致し方ないかなと思う部分はありますが、元より4月前半は上値の重さが意識されやすい状況でいちいち動揺する必要はありません。

どうせ株を買うなら安い時に買いたいのは当たり前かと思いますので、前半の押し目はまさに狙い目になるでしょう。

上昇銘柄に飛びつき買いするクセがある投資家の方は、いつもより気持ち引き付けてからエントリーするのがよいでしょう。

おそらく売買ボタンを無意識に行う方はなかなかいないと思いますので、ひと呼吸置いてから改めて注文することですね。

3月の上昇が目立っていたメディアドゥHD(3678)やコラボス(3908)の押し目や、急動意のイオレ(2334)やネクスG(6634)、中には大型株のユニー・ファミマ(8028)や中型株のマネックスG(8698)など切り口を変えて監視対象の銘柄を広げておきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『心動けば相場に曲がる』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
メディアドゥHD(3678)
コラボス(3908)
ネクスG(6634)
ユニー・ファミマ(8028)
マネックスG(8698)

執筆:加藤あきら

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