株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-04-16 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

日本株の上昇をけん引する銘柄はSB、ユニクロだけではない

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

日経平均を見ると本日もしっかりの状況に見えますが、個別に見ていくと昨日の全面高した反動で値下がりしている銘柄が散見されます。

日経平均の堅調さと一緒に見ておきたいのはソフトバンク(9984)やファーストリテイリング(9983)ばかりではありません。

当コラムでも下値をお伝えした3/25ご紹介のソニー(6758)や3/26ご紹介のエーザイ(4523)もしっかりと上昇に寄与しています。

今年は案外、昨年末の安値をベースにバーゲンハンティングすると簡単にリバ取りできますね。

中小型株でもフライトHD(3753)やロードスターキャピタル(3482)なども下値付近で怪しい動きをしてますね。監視入りです。

足元で昨日の大幅高から反動安を警戒する向きもあるみたいですが、昨日の上昇でも日経平均の騰落レシオは6日で77.90ポイント、25日でも109.82ポイントにとどまり、意外にも過熱感は無い状態です。

これは今晩の日米貿易交渉を過ぎる明日以降の展開が楽しみなところですね。

先週末時点での日経ダブルインバース(1357)の信用買い残はさらに増加して、信用倍率は23.04倍、一方で日経レバ(1570)の信用倍率は1.83倍に低下して明らかに売りポジションが増えています。

市場の動きに逆張りする投資行動を取っている投資家が多いことを表していますが、これは昨年9月から10月にかけて日経平均が一直線に上昇していった時とそっくりの展開ですね。

他方でもう一つ指標として注目なのがVIX指数に連動する国際のETFVIX(1552)は2018年1月以来の水準にまで低下してきています。

これはゴルディロックス相場の象徴とも言え、適温相場で今のトレンドが継続していく可能性がありますので、スケジュール的にはちょうどゴールデンウィーク前まで強含むかもしれません。

足取りはゆっくりでも昨年12月の高値水準まで戻してくれば、さすがにトラウマを引きずる投資家心理も大きく改善してくることと思います。

中には新興・小型株でも日本株の上昇を引っ張るとまではいきませんが、明らかに強い動きをしている株があります。

個人投資家に人気のソースネクスト(4344)もそろそろ値ごろ感が出てきました。よく分からない株を中途半端に買うくらいなら強気で買っていける株を狙っていきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『待ちて逃がすはよし、いら立ちて損するなかれ』

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
フライトHD(3753)
ロードスターキャピタル(3482)
ソースネクスト(4344)

執筆者:加藤あきら

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