株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-05-07 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

令和相場の始まりはマネーゲーム

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

新しい『令和』時代の幕開けと同時に、10連休明けの久しぶりの立会でしたので心躍った投資家の方も多かったと思います。

私もそのうちの一人で、休み中に映画の『賭けグルイ』を観て相場が無いことにウズウズしておりましたので、令和相場の初日を迎えられて何よりです。

ちなみにこの『賭けグルイ』はその世界観に中毒性がありますので、観賞する際はそれなりの覚悟をして観てください(笑)。

連休明けは早速マネーゲームのような相場でスタートしましたが、今週末のSQを通過するまでは指数を中心に乱高下が激しくなることを想定しておりました。

大型連休中は滞りなく天皇陛下の代替わりも行われ、一般参賀に訪れた国民はなんと14万人超と祝賀ムードに包まれておりましたのに下落して始まるなど無粋なものですね。

さしあたり連休中の他のニュースは、最終日近くになってトランプ米大統領から米中貿易協議についてこれまでの進展期待をひっくり返すような発言が見られたことでしょうか。

そういえば北朝鮮のミサイル発射報道や安倍首相からの日朝首脳会談についての言及などもありましたね。

やはり予想どおりに為替の動きは怪しくなりましたが、米FOMCも波乱なく通過、経済指標は日本以外がむしろ良好でした。これで円高に振れているのですから、よほど他国通貨の信用が薄れているのでしょうか。

消費増税不要論のゆくえも気になるところですね。

さて、肝心の相場見通しとしましては、昨晩の米国市場につづいて本日の下げ渋る様子を見ると、投資家が身構えていたよりも押しは浅いものにとどまる可能性が高そうです。

おそらくこれは身構えていたからこその動きだと思います。

その代わりと言ってはなんですが、6日の中国株は6%近く下げて日本株が休場であった影響をまともに受けてしまいました。

中国側も中国側でメンツを重んじる国ですから、トランプ米大統領に対抗して米中閣僚級協議の中止を匂わせるような報道なんかも出てくる始末です。

おそらく連休中の相場が気になってチェックしていた方はビックリしたかと思いますが、この辺のカラクリを説明しておきましょう。

普段ならこうした外部要因、とくに前日の米国市場の動きや休日明けのニュースなどは日本市場の朝方に消化されますが、今回は6日の日本が休場でしたのでファンド勢はヘッジ売りが出来ません。

日本株はよく世界でも最も景気敏感株とされ、とくにアジア株安に対するヘッジで先物はつねに売り圧力が生じやすい状態と言えます。これができなかったものですから、中国株の下げが必要以上に大きくなったとみることができます。

米中貿易協議の落としどころや追加関税、さらにそこから広がるかもしれない貿易戦争懸念は確かに世界中が注目しているところなのですが、それこそ賭けていかなくてはならない部分があります。

目先は8日の米中閣僚級協議が終わるまでは動きづらいですが、この茶番劇を利用して市場を乱高下させたいオトナの事情が見え隠れしていると言ってよいでしょう。

おそらくは政治日程などからも今月のうちに落としどころをハッキリさせておきたいとの米国都合が優先されて、先のトランプ米大統領発言につながったのだと思われます。

私の主観を述べておくと、米中貿易協議は手持ちの交渉カードを残しておきたいというのがあるでしょうから、ただちに全解決することは非常に難しいでしょう。しかし、来年の米大統領選挙を控えるトランプ陣営にとっては何としてもここでの成果を示しておく必要があります。

ゆえに株高政策と対中貿易交渉はセットで考えておく必要があり、あとはどのタイミングで銘柄を仕込んでいくのがよいかだけだと思います。

大型連休前にヘッジ手段としてご提示した国際のETF VIX(1552)もうまく機能してくれましたし、個別株の上昇だけでなく、今日のような指数の下げなども利益として獲っていけると上級トレードだと思います。

いちおうNYダウは変化日とされていた5/6に大きな動きがありましたので、日経225の変化日である5/8も気にはしておきたいところです。

しかし、そんな時でもわざわざリスクや逆日歩を払ってまで空売りなどせずとも、金融商品をうまく特性に応じて活用できれば『現物の買いだけで資産を殖やすことは可能』なのです。

株式市場がマネーゲームの様相が強まってくるのであれば、リスク量をコントロールしたり、細かく立ち回っていくことなどが重要になってきます。

難易度が高い相場だからこそ上昇するようなfonfun(2323)だったり、ビットワンG(2338)だったりといったところも監視しておきましょう。

あくまでも王道の投資を貫く方は、あすなろの単発スポット銘柄や特典銘柄と弊社助言を組み合わせて堂々と利益を狙っていきましょう。

先月の【加藤あきらのビッグマネー銘柄】にご参加いただいている方も決算前に節目となる良いポイントを抜けてきました。この調子で令和相場も「爆益♪」を手にしていきたいですね。


【 相 場 の 格 言 】
『相場のことは相場に聞け』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
fonfun(2323)
ビットワンG(2338)


執筆者:加藤あきら

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