来週前半は相場の安定に一息つけるかも
週末の日本市場は安寄りして良い切り返しを見せてくれましたね。
海外市場は欧州議会選挙が始まるや否や、英国のメイ首相が辞任を表明しブレグジットを蒸し返したあげく、23日の米国時間は貿易戦争を材料に仕掛け売りが横行してNYダウは286ドル安となりました。
来週初めは米国・英国が3連休で休場ですので、その手前側で5月中旬あたりからポジション調整して、市場商いも薄くなってきたところにオプション絡みの売り仕掛けが入ったとみられます。
投資情報SNS界隈では英メイ首相の辞任をもじりながら「セル・イン・メイ」と売り方が売り煽りしていますが、今さらブレグジットをどうこう言っても一段の売り材料にはならないとみています。
むしろ米中貿易協議の遅れによる問題の長期化が懸念ですが、情報ベンダーのロイターにはトランプ米大統領がファーウェイを対中貿易交渉の取引材料にすると考えているほか、米中通商合意の一環で解決できると示唆したことが報じられました。
ロイター「ファーウェイ問題、米中通商合意の一環で解決も」
ロイター「中国との貿易戦争、早期に終了」
木曜日の米国取引時間の終了後に材料を出してきたところを見ると、この辺りである程度この一連の対立に幕引きを計りたいとの思惑が働いたとみてよいでしょう。
さらにこの週末はトランプ米大統領の来日で、日米貿易交渉、北朝鮮対応など市場が気にしていそうな話題も飛び出すのかもしれませんが、個人的にはトランプ米大統領は来日中はそんな無粋なことはしないんじゃないかなと思っています。
本国に戻った後は選挙パフォーマンスで日本に対してもきつい要求があるかもしれませんが、来週は相場の回復に期待しておきたいところです。
今の相場は質的に悪化していると言わざるを得ませんが、その分低位株や仕手株と言われる類のものが次々と上昇する相場づきになっています。
ご資金に余裕がある方や今の相場の対応に苦慮している方などにおかれましては、ぜひ現在募集しているあすなろ単発スポットの【みんな大好き低位株】を仕込んでいくことをオススメしたいと思います。
あまりアレもコレもと悪材料を探したらキリが無いですが、市場が悪材料に反応しなくなってきたら相場の底入れシグナルです。
ここからはむしろ悪材料が出た時は買いになってくるかもしれませんね。
【 相 場 の 格 言 】
『売り買い枯れるは反転の前ぶれ』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆者:加藤あきら
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