歴史はくり返すのか?バブルへと突き進む株式市場
今週は火曜日に意味不明な下げがありましたが、それ以外は堅調な足取りでした。
本日も為替の円高進行で週末の利益確定売りが出やすかったとみられますが、6月最終週を残して日経平均の月足では21700円を試したがっている様子も窺えます。
それにしても昨晩の米国市場はさすがの強さで、S&P500は史上最高値を更新してきました。
どうやらFedウォッチでは7月の利下げ確率が100%に達し、完全にバブルへと突き進んでいく準備が整った模様です。
利下げ織り込みで米10年債利回りは一時2%を割り込んで、株高だけでなく原油も金もハイ・イールド債も、まさに何から何まで金融資産が買われる状況となってきました。
足元では昨晩の米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想比でかなり下振れだったみたいですが株価は上昇しました。
少し気が早いですが、来月にはまた米国企業の決算シーズンを迎えることとなりますね。
ここでも米国の経済指標だけでなく、仮に足元の企業業績が下振れることになったとしても、期待と実態のギャップが拡大したとしても、同じように株高になる可能性があります。
それがいわゆるバブルというものです。
米国株がこうなった以上、日本株は米FRBの金融政策に委ねられたといえ、待っているのは暴落かバブルかの両極端になってきます。
すでに以前のコラムで取り上げたように、世界の中央銀行が緩和に向けて動く兆候が出ていますから、もはや共謀と言ってもよいくらいでしょう。
来週には米国の1-3月期GDPの確報値が発表されますが、前回発表された米国の実質GDPは3.1%成長であったにもかかわらず、金利は2%を割れてきたわけです。
意図的にバブルを作り出そうとしているとしか思えないですね。
仮想通貨もビットコインが再び100万円台に乗せてきているわけですから、“金余り”がそのまま“株高”に結びついてくることも十分に考えられるでしょう。
TDCソフト(4687)やIDホールディングス(4709)、ソルクシーズ(4284)といった期待株も休養十分です。
これは久しぶりに成長株が楽しみになってきたタイミングと言えるのではないでしょうか。
本日、事務局からお知らせがありましたように、【大抽選わくわく大当たり銘柄】の≪3倍銘柄賞≫が人気沸騰で“完売御礼”となりました。
ご参加表明いただいた投資家様方々には感謝申し上げます。
また、ご参加枠を残している≪5倍銘柄賞≫・≪7倍銘柄賞≫にもお申込みいただけるように手配しましたので、今回間に合わなかった方におかれましては是非こちらをご検討いただけますと幸いです。
なんだか楽しみになってきた日本株、円高を押し退けて日本人投資家の底力を見せてやりましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『ケイ線は値幅見ず日柄を見よ』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
TDCソフト(4687)
IDホールディングス(4709)
ソルクシーズ(4284)
執筆者:加藤あきら
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