短期的に世界株リバウンドの見通し
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平
でございます。
まるで日本のお盆休みが狙われていたかのように、平然と世界の株価はリバウンドし始めましたね。ある意味、追加緩和を行わない日銀に対する世界の脅しと捉える事もできるかも知れません。
さて、巷では世界景気のリセッション懸念や、米中の覇権争いなどが懸念されていますが、物色が観測される銘柄も多数出現していますね。
以前ご紹介したenish(3667)辺りは上に行きたそうですし、出来高もかなりできてていい状態と言えそうですね。
あるいはこちらもゲーム関連ですがKLab(3656)などもピクピクしていますね!ツイッターのアカウントを開設しただけで思惑が走るとは・・・。
なんだ、日本市場、やる気満々じゃないか笑
上記のような、意味不明な理由で上昇できる銘柄があるうちは、まだまだ相場は強いと思いますけどね。
それにしても、ゲーム関連が本当に強い!ゲーム関連と言えば、私がゴールデンウィーク前に注目していたセクターでしたね。やっぱりジワジワ来ています。
=【4/29相場勘所コラム一部引用】===
では、GW後はどうなのか?
2019年は年初から景気後退が叫ばれ続けましたね。
実際の株価は、上方向を向いていますが、
もし、本当に景気後退が本格化するのであれば、
私は《ゲームセクター》に注目します。
もし仮に景気が悪くなるのであれば、給料が減少したり、
失業者が増えることを意味します。
昭和バブル崩壊後の、景気後退局面では、
ニートやフリーターを大量に生み出しました。
ちなみに、平成のフリーター人数ピークは
平成15年の217万人です。これを期にフリーターの数は減少傾向にあるようです。
また、平成25年時点の人口に占めるニートの割合は、
15~24歳層は横ばいですが、25~34歳層は増加傾向にあるようです。
(※厚生労働省HP内資料参照)
上記を確認するだけでも、やはりバブルの後遺症を受けた世代が、
どちらつかずで苦しい位置に立たされているのは
言うまでもありません。
今後、実際に世界的な景気後退局面に突入するのであれば、、
■お金がかからない何か
■一人でできる何か
■どこでもできる何か
このようなニーズが増え、上述を求める人も増えるでしょう。
ここで、上記の需要に答えるのがゲーム(あるいはSNS)と私は考えます。
(※ゲームやSNSの存在に対する良し悪しは別にしてです・・・笑)
===================
引用元:大文字恭平の相場勘所
あとは、3/4の相場勘所コラムでピックアップしたエムケイシステム(3910)が強い展開となっていますね。
=【3/4相場勘所コラム一部引用】===
エムケイシステム(3910)は利益確定売り出始めそうな雰囲気。
とはいえ、利食い売り後の値動きには注目したい。
出来高も若干増えてきているので、
監視しておきたいですね。
===================
引用元:大文字恭平の相場勘所
「高値づかみ、高値づかみ」言う人いますが、トレンドフォロー(順張り)って言う手法があるので、勘違いなさらぬように笑
高値近辺で買えないのは、ロスカットが下手なトレーダーであることは投資上級者はみんな知ってます。投資の初級者ほど、その銘柄の需給が読めず物事を「高すぎる、安すぎる」で判断してしまいがちです。
ですが、いくら安くなっていても、戻らない株は戻りませんし、高くなっている株でもそのまま上がる株は上がります。(これは確率論によりロジックを説明できますが、ここでは割愛します。)逆張りで戻り売り圧力あるのに、それすらも読めないでただ安いと言う理由のみで買ってる投資家がいるのが実際のところだと思います。
逆張りで、中身も無い戻らない株をガッチリホールドする投資家より、うっかり高値づかみしてしまう投資家の方が、将来的に勝てる投資家になるセンスがあると私は思います。ロスカット上手くなって勝てる投資家になれるのは後者なので。
前者は、ロスカットのタイミングがわからず、いつまでも握りしめてしまう傾向にありますからね。いわゆる、利小損大の投資家に多いパターンです。
投資は期待値の高い行動を取るのが鉄則です。
例えば、
(1)
【A】 90%の確率で1万円を獲得する
【B】 50%の確率で2万円を獲得する
恐らく、多くの方が【A】を選択するはずです。
逆にこちらのケースはどうでしょうか。
(2)
【A】 90%の確率で1万円を失う
【B】 50%の確率で2万円を失う
恐らく多くの方が【B】を選択するでしょう。
上記の(1)【A】、(2)【B】の選択肢は、利小損大の投資家に多いパターンです。これは、どちらだったら正解と言うものではありませんので、もし、自身が利益は早く確定し、下がっていく株だけを長くガッチリ持っていたら、上記の『期待値の低い行動』を取っている可能性がかなり高いので、ご参考までに確認してみてください。
ご参考までに
【A】の期待値は9,000円
【B】の期待値は10,000円
です。
つまり、利得局面では【B】(期待値の高い)の思考が必要とされ、損失局面では【A】(期待値の低い)の思考が必要とされます。
これがわからない投資家は、いつまでも順張りの意味がわからず、とにかく安くなっている株を逆張りで狙います。そして、切るべきタイミングで切れません。損失を確定できないのです。これは紛れもなく【B】の行動です。
ちょっとこちらで全てを語り尽くすのは無理ですので、このロジックが詳しく気になる方は『プロスペクト理論』で検索しましょう。勝つ投資家はこのロジックを知っている、もしくは無意識のうちに実行できている人がほとんどです。
上記は、行動経済学や心理学の分野です。株式投資と無関係と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、世界中の学者が研究して導き出したものですし、投資は集団心理を読む必要があるので、非常に重要な武器になると思いますよ。FXで勝つ投資家は、上記の投資行動を徹底してる人が多い印象ですよ~。いろんな熟練トレーダーに聞いてみてくださいね。
本日はここまで!
それでは皆様、おきばりやす~
執筆 大文字(だいもんじ)恭平
■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【株式】
買い戻しの動き。
短期的な上値メドは20,782円予想
中期的な上値メドは21,500円予想
短期的な下値メドは20,000円予想
中期的な下値メドは19,241円予想
【為替】
ドル/円 買い戻しも、本質的には軟弱
ユーロ/円 買い戻しも、本質的には軟弱
ポンド/円 買い戻しも、本質的には軟弱
【金利】
1.59%付近で推移。
【商品】
原油/小幅な値動き
ゴールド/景気後退懸念で上昇
ビットコインFX 動きがなさすぎてつまらない展開
ビットコイン FX主導の動き
アルトコイン 投機筋の残骸
【紹介した銘柄】
KLab(3656)
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