株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-09-20 09:00:00

大文字恭平の相場勘所

バブルか?二番底か?

おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平
でございます。

特に大きなニュース等は出ていませんが、世界景気減速懸念のニュースが蔓延していて、日経ダブルインバース(1357)の買い残がどんどんと膨らんできていますね。本日時点で信用倍率が32.90・・・。信用買い残が41,768,740株です。こんなに積み上がってますが、日経平均はどんどん上昇していますね。足元の相場のように、原指数が上下を繰り返す場合、ダブルインバースの指標は逓減していくので、長く持てば持つほど資産が減少していきます。

そんな状態のものを、長く持つメリットはかなり少ないわけですが、それでもこれだけ買われているんですね。しかも、相場がバブルに突入したら一気に資産が減少することになるのでダブルパンチですね。理論上は一日50%以上変動すれば、資産をすべて失うことになりますから注意が必要ですね。

さて、今回の三連休はトランプ大統領の発言に注意が必要です。FOMCは無難に通過しましたが、トランプ大統領としては不満の残る内容だったようです。これまでの傾向としまして、トランプ大統領がFRBの動向に不満があった数日後に中国への関税を強めたり、メキシコの関税を検討してみたり、色々やってくるわけです。

ですが、完全に弱腰かというとそうでもありません。実はNYダウ指数はすでにトリプルトップを超えて、フォーストップ?(そのような呼び方があるのか知りませんが)いわゆる四回目の高値ブレイクにトライしているわけです。このコラムを長くご覧になられている方はおわかりかと想いますが、上値を抑えつけているレジスタンスラインが抜ける時は、一気に株価が上昇するタイミングです。

つまり、今NY市場は27,000ドル付近をしっかりと抜けきれてないわけですが、何度も何度も上放れしようとチャレンジしているわけです。これを抜けると買い戻しが連鎖し、バブルを彷彿とさせる上昇が訪れるのではないかと思います。

日経平均は二番底をつけてから上昇するとの見方が強い一方で、実際には日経平均株価はぐんぐんと上昇しています。空売りを入れても入れても踏み上げられて、、、そんな状況でしょう。

ちなみに、日本人は上がったところを売ったり、下がったところを買ったりしますが、海外勢は逆の動きをします。レジスタンスラインをブレイクするために高値圏で大量の買いをぶつけてストップロスを発生させたり、サポートラインを一気に売り崩して投げ売りを誘うと言った方法を多用します。

ですから、日経平均が22,000円に到達したから崩れるという相場は当てはまらない可能性が高いことに注意する必要があります。

ちなみに、2018年の9月相場は、22,819円から24,286円まで伸ばしてきています。2017年は9月から10月にかけて19,733円から22,086円まで休み無く上昇しています。ですから、二番底にこだわりすぎて上昇したところを軽い感覚で空売りすることはリスクが伴いますから、慎重に行う必要があると言えますね。

私的に「上昇しそうだなー」と思っている銘柄をお客様が空売りしている事もありますし、特に信用売り残が積み上がりすぎている銘柄は本当に危険だと思います。踏み上げられてからご相談頂く場合もありますが、そういった場合はすぐに手仕舞いなさるのが有効ではないかと思われます。もし、上記のようなお悩みをお持ちの方は弊社までご相談をお寄せ下さい。

さて、当コラムで御紹介の銘柄も高値を取り始めています。例えば7/10にピックアップした曙ブレーキ(7238)はすでに《52%》の上昇となっています。仕込まれていた投資家様は誠におめでとうございます。


=【7/10相場勘所コラム一部引用】===

曙ブレーキ工業(7238)は75日線を回復。
75日線をしっかり超えて推移できれば
トレンド転換も期待できそうですね。

===================
引用元:大文字恭平の相場勘所


その他、ストリーム(3071)は出来高急増で、5日線が75日線でゴールデンクロスを形成。強気の買いシグナルが点灯しています。買いシグナル点灯を受けて、市場参加者の飛びつき買いを加速させているようです。この飛びつき買いが過熱化し、戻り売りをこなすことができれば、60月線と言った水準も視野に入る可能性がありますね。

リバーエレテック(6666)も出来高急増で、株価も急騰していますね。7月の高値を意識した値動きかと思われますが、足元の戻り売りや短期筋の利益確定売りをこなすことができれば、株価は再浮上してくる可能性も高まります。

冒頭でお伝えしましたが、三連休は警戒を強める必要がある反面、踏み上げて大きな相場になる可能性も高いです。引き続き、リスクとリターンを天秤にかけて効率的な投資行動を心がけて取り組んで参りましょう。

本日はここまで!

それでは皆様、おきばりやす~

執筆 大文字(だいもんじ)恭平


■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【株式】
買い戻しの動き。
短期的な上値メドは22,362円予想
中期的な上値メドは23,000円予想(強気予想)
短期的な下値メドは21,823円予想
中期的な下値メドは21,500円予想

【為替】
ドル/円  調整過剰か?一時的にドルの買い戻し強まる
ユーロ/円 軟調
ポンド/円 やや高値警戒感有り

【金利】
1.78%付近で推移。

【商品】
原油/様子の展開
ゴールド/利下げ加速で需要増?
ビットコインFX ピクピクしている。ダケ?
ビットコイン  FX主導の動き
アルトコイン  軟弱な値動き

【紹介した銘柄】
ストリーム(3071)
リバーエレテック(6666)

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