株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2021-10-15 10:30:00

無料特典レポート

特典レポート「ザ・決算対策」

『決算シーズンに臨むお取り組み姿勢をご確認ください』

3月決算企業の2Q(12月決算企業の3Q)決算発表シーズンが序盤戦に突入しております。
この後11月の中頃まで個別企業の決算発表が続きます。

決算発表シーズンになりますと、会員様各位から、お取り組み中の銘柄群に関して、
「決算発表前だけど大丈夫?」というご質問が非常に多くなりますので、この点につきまして、弊社の基本的な考え方を今一度お示しし、皆様にご確認いただきたく存じます。

弊社のお取り組み方針上での決算発表に対する基本的なスタンスは、
「決算発表は、その内容を基に、投資シナリオを検証・確認・再考・反省する年4回のイベント」と考えております。

「大丈夫?」を言い換えさせていただくなら、「保有ポジションは現状維持のままで大丈夫?」という事になりましょうが、その、「大丈夫」であるかどうかを、検証・確認・再考・反省するイベントこそが決算発表なのです。
ゆえに、決算発表を前にポジションを解消するという投資行動は、本来的には、株式投資にはあり得ないはずでありました。

しかしながら実際には、決算発表の内容が良好であっても、決算発表後の株価推移は下落となるケースが少なくありません。
少なくないどころか、相場の地合いやセンチメント次第では、下落するケースの方が多いシーズンもあると申し上げて宜しいかもしれません。

となりますと、「大丈夫?」は、
「決算発表の内容の良し悪しに関わらず株価が下落するリスクの方が大きいんじゃないの?」という「不安」から、お問い合わせをいただく場合が大多数とみて宜しいでしょう。

この「不安」を回避する為には、結局のところ、「株価下落リスク」を回避する以外に方法が無く、よって決算発表前にはポジションを解消する事が、個人投資家の皆様の間でコンセンサス化したものと思われます。

一方で、投資期間が短くなれば短くなるほど、投資は「投機的」な側面が色濃くなり、投機的側面が色濃くなれば、一般的に、価格下落リスクを含めた「リスク=不確実性」も比例して増大する事になります。つまり、決算発表前後での株価下落リスクを回避しようとしても、株式投資におけるリスクを排除する事にはつながらず、むしろ、増大してしまう可能性さえあります。

非常に乱暴な申しげ方で恐縮に存じますが、決算前後の株価推移が不安なのであれば、そもそも株式投資に臨む「リスク許容度」が、その投資家には備わっていない、と申し上げても過言でないかもしれません。

機関投資家と称される運用会社・機関は、株式投資におけるリスクを軽減するために、投資期間を「最低でも」1年間とし、投機的側面の排除に努め、「中長期」での運用実績の向上を目指します。その為の重要な「戦略確認・見直し」ポイントが決算発表なのです。
ゆえに、決算が発表された後直ちに投資行動を取る投資家は、機関投資家ではなく、短期目線でのトレーディングを繰り返す個人投資家と、その個人投資家を巻き込んで恣意的な株価推移を演出する事で利益を上げようとする一部のヘッジファンドという事になりましょう。

弊社では極力、決算発表の直前の株価推移も鑑みたうえで、お取り組みいただいている銘柄について、決算発表前のポジション調整の必要性についてフォローメールを差し上げ、決算発表後にはその決算発表内容と発表後の株価推移を再度フォローメールでお伝えし、
さらには、お取り組み方針に変更があった場合には速やかに、フォローメールで再度ご連絡するという、三段構えのフォロー体制を基本スタンスとしています。

そのフォローをもってしても、株式投資、株価推移におけるリスクを排除する事にはなりえませんが、会員様各位のお取り組みの「不安」を少しでも和らげる事に繋がりましたら幸いに存じます。

さて、決算発表シーズンに関わらず、株式投資の対象銘柄を選択する際には、決算発表だけでなく多種多様なリスクイベントを経ても、「比較的」株価推移の変化率が穏やかであろうと推察できる銘柄群を、敢えて選ぶという「戦術」について、ご検討いただくの事もひとつの投資手法と申し上げる事ができるかもしれません。

リスクイベントにおける株価推移が穏やかであろうと推察できる銘柄群は、一方で好材料や全体相場の急騰時に対しても、株価の上昇は穏やかなものとなる傾向が強くなり、投資結果を得るための投資期間も中長期が前提とはなりますが、安定性という面を重視されるのであれば、ご自身のポジション・ポートフォリオ内に、そうした性質を持った銘柄群を組み入れる、「比率」を引き上げる事も念頭に株式投資にお取り組みいただきたいと存じます。

そうした銘柄群の典型が、「低位株」であり「割安株」でありましょう。
「長期・積立・分散」という観点からも、「割安低位株」をポートフォリオ内に組み入れる事は、理にかなった投資手法であるように考えます。
世界的に有名な、中小型成長株ファンドの運用で知られる米国の運用機関の投信にも、「Low Priced Stock=低位株」という名を冠したファンドが実在する事は、市場における周知の事実です。

中でも、「息の長い」テーマと目されている、環境関連、ESG関連、再生エネルギー関連、等に沿った銘柄群は、短期の株価推移上の変化率を抑え、安定的な中長期投資にも適しているように考えます。

今回の決算発表シーズンが、会員様各位がご自身のポートフォリオを見直されるキッカケとなり、弊社がそうした「割安低位株」をご紹介する事で、お力添えできれば幸いです。

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