アルゴリズムが支配できない銘柄をお話ししよう
「コロケーション」とは、JPXの売買システム及び相場情報配信システムとの距離が極小化され、その結果、気配情報の取得及び注文の送信時間をそれぞれ片道数マイクロ秒程度にまで短縮することが可能となる。
このサービスを利用しているのは、主に機関投資家またはヘッジファンドだ。
簡単に説明すると、情報発信基地(東証)の近くに機器類を設置し高速で信号を受け取る。
東証が、このサービスを提供するようになったから証券ディーラーは減少したとも言われている。
個人投資家にはあまり関係がないように思われるが、指数採用銘柄などは、高速で信号を受け取ろうとするコロケーションの存在が見え隠れする。
買い信号を先取りし買い付ける仕組みだ。
【手数料無料の米ロビンフットの仕組み】
顧客の注文をHFT(超高速取引業者)にまわし、HFTからリベートを受け取り収入源としている。
手数料を無料にし、取引を大量に行うことでHFTが利ザヤを利用して儲けている。
【まとめ】
アルゴリズムが支配する株式市場だが、アルゴリズムが支配できない銘柄がある。
それは過去データがない銘柄、すなわちIPO銘柄だ。
IPO銘柄の上場初日が荒い動きとなるのはそのためだ、アルゴリズムが支配(コントロール)出来ない人間の欲望が交錯し乱高下を演出する。
手サインで取引していたころが懐かしい・・・
【テーマ:アルゴリズム】
・シンプレクス・ホールディングス(4373)
・富士通(6702)
・インタートレード(3747)
【気になる指標】
@バルチック海運指数。
2454ポイント+0.99%
大幅下落した割に戻りが悪い。
海運株は様子見が吉。
【大型株のご機嫌チェック】
東京エレクトロン(8035) ご機嫌
リクルート(6098) ご機嫌
ソフトバンクG(9984) ご機嫌ななめ
【まとめ】
日経平均は反発。30000円の手前で足踏み状態。場中はWの嫌いな様子見ムード。
しかし、1部の売買代金はジワリと上昇。
いよいよ来週30000円回復か
1部の売買代金は概算で2.9兆円。Wシナリオまで1千億円。
・Wのシナリオ
1部の売買代金3兆円で日経平均30000円。
■今回ご紹介した銘柄■
・シンプレクス・ホールディングス(4373)
・富士通(6702)
・インタートレード(3747)
執筆者:W
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