【8/14】本日の相場予測
週末11日のNYダウは続伸し、ナスダックは反落となった。前日10日は7月米消費者物価指数(CPI)がコアで4.7%(市場予想4.8%)と市場予想を下回った事で、ダウとナスダックはともに反発した。翌11日発表の7月卸売物価指数(PPI)は0.3%(市場予想0.2%)を上回るなど、週末の米重要経済指数はまちまちだったものの、市場は長期金利の上昇に敏感に反応しエヌビディア等の半導体関連株が売られ、NYダウは105.25ドル高の35,281.40ドルと続伸したが、ナスダック総合指数は93.137p安の13,644.849pと反落した。
【★日経平均見通し★】
決算発表もピークを過ぎ、3連休明けの東京市場は小動きか。材料としては、先週末に発表された中国政府による団体旅行の解禁をポジティブ視する動きが継続しそう。とはいえ、お盆休みで、前営業日の終値をはさんだ一進一退が続くと予想する。
-【重要指標】-
●日経平均株価 PER:15.17倍(先進国平均:約18倍)まだ割安水準
PBR: 1.31倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り: 1.99%
●騰落レシオ(25日)103.37% 過熱感なし(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:37.7%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:19.23(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(8/10)のおさらい】-
朝方こそ前日のNY市場安によって安く始まったが、中国政府が日本への団体旅行の解禁とのサプライズ的なニュースや、1ドル=144円台と1ヶ月ぶりに円安が進んだ事で、インバウンド関連株や好業績銘柄を中心に買い進まれ、大引けまでジリ高の展開となった。日経平均株価は269.32円高の32,473.65円で終わった。
日経平均 32,473.65(+269.32)
TOPIX 2,303.51(+20.94)
マザーズ 759.51 (-3.05)
東証プライム売買代金:4兆1415億円
値上がり1340/値下がり441/変わらず54
グロース売買代金:1609億円
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【今週の重要スケジュール】
8月14日(月)
決算発表予定:326社
※今日で決算発表は一段落
8月15日(火)
4-6月実質国内総生産(GDP)(8:50)
米7月小売売上高(21:30)
8月16日(水)
米7月住宅着工件数(21:30)
米国:FOMC議事要旨
8月17日(木)
機械受注(8:50)
8月18日(金)
7月消費者物価指数(CPI)
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