そろそろ、インバウンドがうっとおしくなりつつあるけれど、楽しむ自由は認めてあげたい
耳に入ってくる言語は、「非日本語」がほとんどと言って良いほど外国人旅行者が多く、あちらこちらで記念撮影、座り込んでビールを飲んでるグループ、飛び回るお子さんをたしなめる大家族のお母さん、こっちでは取っ組み合いのケンカ、もう、「ほとんど外国」&「カオス=大混乱」という感じでした。
聞けば、渋谷に限らず、名古屋も京都も大阪も同様の光景が日常となりつつあるそうです。
インバウンドの波、凄まじい事を日々実感しております。
そんな中、ちょっと気になるニュースを見つけました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6153360bde8c9efff03ce51c2ce0be5a958210e3
訪日外国人旅行者が、お盆の3日間に、軽装&弾丸で富士山登山へと殺到し、大混雑&トラブル続出という報道です。
「軽いノリ」の外国人登山者が急増中である事に否定的な意見も目立ちます。
(以下、あくまでも私見です)
私、「山をナメとんのか?けしからん!」と申し上げるつもりは全くありません。
むしろ逆です。
訪日外国人登山者のマナー無視を嘆くのではなく、そこをも想定して事前に注意喚起を行うとか、入山自体を規制するとか、受け入れ体制側から「歩み寄る」事にこそに意義があるように思う次第です。
7月の終わりに留学先の米国に戻った私の娘から、素晴らしい景色の写真が送られてきました。
有名なヨセミテ国立公園のハーフドームです。
若い頃の私にとっても憧れの場所でしたが、ハーフドームに登るには「許可証」が必要で、その「許可証」が抽選形式で発行される為、なかなか短期間の旅行中にはスケジュール調整がきかず、結局私は行けずじまい。(>_<)
娘の方が先に登ってしまう事になるとは。。。
娘の軽装をご覧いただけましたでしょうか。
お恥ずかしい限りで、決して褒められるものでは無い事は重々承知しております。
しかし、カリフォルニア、アリゾナ、ユタ周辺の国立公園の登山やバックカントリーツアーは、こんな感じの「軽いノリ」の「冒険者」こそが主流です。
基本的に「許可証」が必要な所が多く、抽選というカタチで人数を絞る事により、その受け入れ態勢は充分に整えられており、「自由度」を認めている反面、行動は全て「自己責任」。
カリフォルニアやアリゾナやユタの人気スポット、立ち眩みするほどの高い崖の上には、柵の類も立ち入りを規制するロープもほとんど存在しません。
富士山が大混雑&トラブル続出って、嘆く前に想定しておくべき、想定して事前に対策を講じておくべきではないでしょうか?
他人のお尻を追いかけながら順番待ちしての登山なんてイヤなので、私、富士山には1度も登っていませんし、登りたいと思った事さえ1度もありません。
まずは、「許可証」制度にして、入山者自体を、管理・統制可能な水準まで規制するべきではないでしょうか。
なぜ日本は、米国や海外の人気スポットの管理・統制体制を取り入れようとしないのか不思議でなりません。
毎度、こじつけがましくて恐縮ですが、株式投資に置き換えてお考えいただけば、もっと明白でしょう。
株式市場は、外国人でも、初心者でも、投機筋でも、参加は「自由」です。
その前段階の、証券口座の開設時には「承認」が必要となりますが、自由度を奪うものではありません。
セオリーや投資姿勢を学ぶ事でリスクを軽減なさりたい方々には、あすなろのような「ガイド役」も存在します。
「自由度」は担保されている反面、投資成果は「自己責任」です。
言うなれば「世界基準」に沿っているわけですね。
「投資教育なんか要らん」とお考えの方々に、いくら「投資に関わるリスク」を説いても馬の耳に念仏でしょう。
「軽いノリ」を「法で規制」してしまうわけにも行きません。
娘は、昨年友人と2人で槍ヶ岳登山をした際、レンジャーの方々とお話をして非常に有意義だったと話してくれました。
その際、レンジャーの方々は、山頂でお酒を飲みたい人も居るから、その自由度は確保してあげたいが、気圧が低く酸素が薄いから、飲酒すると想像以上に登山自体の危険度が増す。
注意喚起は行っているけれど、山頂での飲酒をする人は一向に減らないので、山頂で飲酒した登山者の情報はレンジャーの方々や、山小屋のスタッフ間で常に把握・共有しているんだよ、との事でした。
娘が友人と登山を終えて帰路につくまで、どこへ行っても2人の行動は、山小屋のスタッフやレンジャーの方々の間で情報共有がなされていたそうで、この素晴らしい受け入れ態勢に娘達は深く感謝・感動しておりました。
インバウンド、ウェルカムです。
日本滞在を心ゆくまで楽しんでいただきたい。
むしろ、受け入れる側の私達日本人の意識こそを変え、今こそ広義の「おもてなし」態勢の確立こそを急ぐべき時ではないでしょうか。
あすなろは今後も、会員様各位の株式投資の「ガイド役」として、皆様と共に株式投資に臨んでまいりたいと存じます。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆ハブ(3030)
言わずもがな。
まずはイングリッシュパブで乾杯!という訪日旅行者は今後も後を絶たないハズ。
現状ではプライム市場の上場維持基準に抵触していますが、株価が17年12月の高値1790円を上回れば、上場維持基準をクリアできそうな印象で、会社側が示している「計画期間」は27年2月末。
なんとかイケそうな気がします。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆ビーウィズ(9216)
5月の終わりに1800円台の半ばでご紹介しました。
全体相場が冴えない中にあっても上昇トレンドに大きな崩れは無く、本日は5%を超える上昇で一時2500円へと切り返してきました。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪木村のギャラクシーダイヤモンド銘柄≫
期待しているのは一時的な株価急伸で無く、むしろ、5連騰とか8連騰とか、小幅な上昇が続く事です。
出来高もそこそこ高水準を維持しており、切り返し基調が継続する事に期待致しましょう。
◆≪木村のレッドダイヤモンド銘柄-PREMIUM-≫
本日は終始25日移動平均線を上回る水準での株価推移が続きました。
想定どおり、【逆襲】へと続く兆しと見ます。
◆≪木村のプラチナメソッド銘柄【逆襲】≫
こちらも25日移動平均線を上回り始めました。
出来高面の安定増加に期待したいところです。
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