日経平均は32,600~33,000円レンジを想定
米原油相場の下落、長期金利の低下を受け米株式市場は上昇していたが、注目されたFOMCでは市場の予想通り2会合ぶりに政策金利の据え置きを発表。ただ堅調な米景気を背景に年内0.25%の利上げを示唆したことと、2024年以降もFRBによる金融引き締めは長期化するとの見方から長期金利が上昇、米国市場は取引終了にかけて下落した。
・NYダウ
34,440.88(-76.85)
・ナスダック:
13,469.13(-209.06)
・S&P500
4,402.20(-41.75)
・SOX指数
3,398.81(-60.22)
・CME日経平均先物
32,730.00(9/20:日経終値比-297円)
※執筆時
【★日経平均見通し★】
FOMC後のFRB議長の発言を背景に米長期金利の上昇からの米国市場安を受けて、軟調な展開になると思われる、しかしドル円が148円台に進行していることで、輸出関連株や引き続き中間配当の権利取り銘柄が下値を支えられるか注目したい。
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:15.96倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.37倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:1.94%
●騰落レシオ(25日)122.84% ※依然、過熱感あり(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:40.6%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:17.26(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(9/20)のおさらい】-
前日の米国市場安をうけて幅広い銘柄が売られ、また直前に控えているFOMCの結果を前にポジション調整の売りから軟調に推移した。前日売られた半導体株の一角に自律反発の買いが入ったものの、相場の牽引役となっていた主力株に安い銘柄が目立ち、一時は節目の33,000円台を割り込む場面も見られた。
日経平均:33,023.78(-218.81)
TOPIX : 2,406.00(-24.30)
マザーズ: 732.04(-5.09)
東証プライム売買代金:4兆435億円
値上がり225/値下がり1581/変わらず30
グロース売買代金:1,197億円
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【今週の重要スケジュール】
9月21日〜22日(金)
日銀金融政策決定会合
22日(金)植田日銀総裁定例記者会見(15:30)
9月21日(木)
英 英中央銀行政策金利発表(20:00)
米 ファラデルフィア連銀製造業景気指数(21:30)
米 新規失業保険申請件数(21:30)
米 景気先行指標総合指数(23:00)
9月22日(金)
全国消費者物価指数・CPI(8:30)
米 購買担当者景気指数・製造業PMI (22:45)
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