日経平均は32,000~32,500円レンジを想定
前日まで開催されたFOMCの結果や新規失業保険申請件数が予想外に減少したことをうけ、改めて米金融引き締めが長期化する懸念が強まり、米長期金利が約16年ぶりの水準まで大幅に上昇したことで、ハイテク株を中心に幅広く売られた。
・NYダウ
34,070.42(-370.46)
・ナスダック:
13,223.99(-245.14)
・S&P500
4,330.00(-72.20)
・SOX指数
3,338.85(-59.95)
・CME日経平均先物
32,000.00(9/21:日経終値比-571円)
※執筆時
【★日経平均見通し★】
米長期金利の大幅上昇を嫌気した米国市場安をうけて、本日も朝方は半導体株を中心に軟調な展開になると思われる、引き続き中間配当の権利取り銘柄が買い支え出来るか期待したいところだが、本日は日銀金融政策決定会合後に行われる植田日銀総裁の発言に注目が集まっており、ゼロ金利政策の解除の時期等が示されれば銀行株が相場を支える展開もありそう。
-【重要指標】-
●日経平均株価
PER:15.80倍(先進国平均:約19倍)まだ割安水準
PBR: 1.35倍(先進国平均:約2.9倍)
配当利回り:1.97%
●騰落レシオ(25日)124.96% ※依然、過熱感あり(120%以上になると過熱感が意識される)
●空売り比率:43.4%
●日経平均ボラティリティー・インデックス:18.25(通常は20~30ポイント程度のレンジ内で推移、30ポイント接近で警戒)
-【前営業日(9/21)のおさらい】-
米国市場安を受けて、時間外でも米長期金利が上昇したことで値がさの半導体関連株を中心に売られた。その後に始まったアジアの各市場も総じて軟調な展開の中、中間配当の権利取り銘柄や148円台に円安が進行したことで輸出関連株の一角に買いが入ったものの、この日は買い支えることは出来ず、終日マイナス圏で推移し安値圏で引けた
日経平均:32,571.03(-452.75)
TOPIX : 2,383.41(-22.59)
マザーズ: 712.52(-19.52)
東証プライム売買代金:3兆7397億円
値上がり536/値下がり1229/変わらず71
グロース売買代金:1,286億円
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【今週の重要スケジュール】
9月21日〜22日(金)
日銀金融政策決定会合
22日(金)植田日銀総裁定例記者会見(15:30)
9月22日(金)
全国消費者物価指数・CPI(8:30)
米 購買担当者景気指数・製造業PMI (22:45)
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